1 2 3 4 前回の政権交代を振り返り、 新政権安定のポイントを考えると 自民、都議会選挙で歴史的大敗 政権交代へ民主は勢い加速へ 7月12日投開票のあった都議会議員選挙(以下、都議選)。結果は、自民党が44年ぶりに都議会第1党から転落、都議会与党の公明党と合わせても過半数割れとなるなど、同党の歴史的大敗を喫しました。下のグラフで、今回の都議選前後(右下のボタンで「1」が選挙後、「2」が選挙前です)の議席数を比べてみると、その大敗ぶりは明らかです。政局は益々混迷の度を深める中、麻生内閣は、7月21日に衆議院解散、8月30日の総選挙を目指して、動き始めたようです。 ここ数週間、折に触れて「国政選挙と都議選は別物」という話を耳にしますが、本当にそうなのでしょうか? 実は、過去の選挙結果を見てみると、都議選で勝利した政党は、その直後の国政選挙でも大きく表を伸ばしています。 例えば、19