吉川貴盛元農相(中央)に要望書を手渡す秋田善祺元代表(左)と西川公也元農相=農林水産省の大臣室で2018年11月12日、西川元農相のフェイスブックより 養鶏政策に絡んで元農相の吉川貴盛被告(70)=収賄罪で在宅起訴=が現金を受け取ったとされる汚職事件で、大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」が、贈賄罪などで在宅起訴されたグループ元代表の秋田善祺(よしき)被告(87)と懇意な現職や元職の国会議員10人を「重要関係者」としてリスト化していたことが、関係者への取材で判明した。うち1人が取材に秋田元代表からの現金受領を認め、授受の場面について明かした。 【図表で解説】「アキタフーズ」汚職事件の構図 リストは2020年5月15日現在の重要関係先とされ、計92人の名前や肩書、連絡先が記載されていた。このうち10人は現職や元職の衆参国会議員で、農水族議員や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関心を寄せる
自民党の河井案里議員の陣営による選挙違反事件をめぐり、広島県の安芸太田町の町長がNHKの取材に対し、去年4月、夫の河井克行前法務大臣から現金20万円を受け取ったと明らかにしました。現金はみずからの政治団体への寄付として収支報告書に記載したということです。 安芸太田町の小坂真治町長はNHKの取材に対し「去年4月、自宅を訪れた夫の河井克行前法務大臣から封筒を渡され、受け取りを拒否したものの断り切れなかった。先月になって中身を確認したところ、現金20万円が入っていた」と述べました。 政治活動に伴う寄付だったと認識し、先月30日、みずからの政治団体の収支報告書に記載して県選挙管理委員会に提出したということです。 小坂町長は「参議院選挙を控える時期に、趣旨がはっきりしない現金を断り切れずに受け取ったのは私自身の未熟さと考えている」と話しています。検察の事情聴取を受けたかどうかは明らかにしていません。
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