韓国のインターネット大手カカオは19日、ナムグン・フン共同最高経営責任者(CEO)が辞任したことを明らかにした。2018年3月撮影(2022年 ロイター/Thomas White/Illustration) [ソウル 19日 ロイター] - 韓国のインターネット大手カカオは19日、ナムグン・フン共同最高経営責任者(CEO)が辞任したことを明らかにした。 同社が運営する国内最大の通信アプリ「カカオトーク」で障害が発生し、政府やユーザーから批判が相次いでいた。 辞任は19日付。ホン・ウンテク共同CEOが単独CEOとなる。 通信障害はソウル近郊のデータセンターで15日に火災が起きたことを受けて発生。19日時点で大半のシステムが復旧したが、依然多くの機能が不安定な状態が続いており、タクシー運賃の支払いやレストランの予約などさまざまなサービスに支障が出ている。 カカオトークは2010年にサービスを開