民主党は1日、衆院選大勝を受けた新政権移行の作業を本格化させた。同党の山岡賢次国対委員長が自民党の大島理森国対委員長と協議し、特別国会を16日に召集することで一致。同日中に衆参両院で首相指名選挙が行われる見通しで、民主党の鳩山由紀夫代表が第93代の首相に指名される。一方、鳩山氏と国民新党の亀井静香代表は1日、国会内で会談し、連立政権協議に入ることで合意した。 特別国会の会期は19日までの4日間となる方向。召集日は首相指名選挙に先立ち、衆院の正副議長や常任委員長の選出などが行われる。 民主党は、今月下旬にニューヨークでの国連総会など重要な外交日程が控えていることや、自民党総裁選が行われることを考慮。所信表明演説や各党代表質問は、10月に召集する予定の臨時国会に先送りする方針だ。 鳩山氏は首相指名を受けて、速やかに新内閣を発足させる。鳩山氏は1日、組閣について「1日くらいはかかる可能性が