アナーキー、という言葉に魅せられる時があるんですが、それは狂気だからであり、明らかに狂った人が見せる世の中の一面の真実が抗い難い魅力があるからなんでしょう。 奥崎謙三、この男ほど、アナーキーという言葉が似合い、アナーキストという分類がフッションではない人もいないでしょう。 ゆきゆきて、神軍、を見てください。ネタバレになるので、楽しみたい人は見てから記事を読んでください。というか、私のどうでもいい記事を読むよりもドキュメンタリーを見たほうがいいです。 [amazonjs asin=”B000RYWLJ2″ locale=”JP” title=”ゆきゆきて、神軍 DVD”] 戦争 戦争って狂気なんです。平時では許されない殺人が肯定され、人権を無視した命令が飛びかう非常事態です。その時に経験した地獄を平和な時代に訴えかけたのが奥崎謙三さんです。彼が「神」と呼ぶ存在(それを彼自身が定義してないです