あなたは「みのミュージック」を知っているだろうか? 2019年、「みの」という1人のYouTuberが始めたYouTubeチャンネルが今、徐々に影響力を増している。ビートルズやボブ・ディランなどレジェンドミュージシャンの経歴や名盤の解説、新進気鋭のアーティストの紹介など、音楽を中心にカルチャーにまつわる論考や情報を発信してきたチャンネルだ。登録者数は、2021年10月時点で30万人以上。村上隆、Char、フー・ファイターズのデイヴ・グロールなど、数々の大物も出演してきた。 自身もソロプロジェクト「ミノタウロス」として活動するミュージシャンでありつつ、今年には初の著書『戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語』も上梓した。彼は何を目指してこうした活動を行っているのか? その反響はどう広がっているのか。チャンネル設立の経緯から、「日本の音楽の歴史を海外に発信したい」という
大村知事リコール運動反対に関するQ&A 「表現の不自由展・その後」はどういう企画だったの? Q.「反日の象徴」という意見がありますが? A.『慰安婦』被害の歴史を記憶し、人権のたたかいを継承するモニュメントです。 「平和の少女像 」 は日本軍「慰安婦」被害者の人権と名誉回復を求める韓国の水曜デモ1000回の記念として2011年12月に建てられた追悼碑です。 作者であるキム・ソギョンさん、キム・ウンソンさんはしんぶん赤旗のインタビューに次のように答えています。 「日本の一部の政治家や保守系のメディアは、少女像を『反日の象徴』などといいますが、それは違います。『慰安婦』被害の歴史を記憶し、人権のためにたたかい続けるハルモニ(おばあさん)をたたえ、運動を継承するためのものです。少女像には、ハルモニの苦しく長かった人生や未来への夢など、すべてを込めました。」 Q.天皇の写真を燃やす作品? A.自分
美術の世界には、「サイトスペシフィック(Site-Specific)」という言葉があります。これはざっくり言うと、作品が、ある特定の場所に存在することを前提として制作されていることを指す言葉です。 要は、その場所にあるからこそ成立するアート。その場所や空間がもつ景観、歴史、フィールドの特性を踏まえ、それらの前提条件に立脚して製作されたアートの様態、とでも言いましょうか。となればもう、バンクシーとは切っても切り離せない部分です。 百聞は一見にしかずと言いますか、例えばこの、駐車禁止を表す黄色の二重線を壁に「延長させた」作品なんか典型的ですね。どう考えても美術館に収まるはずがないヤツです。仮にこの建物をぶち壊して、バンクシーが描き足した部分をそっくりそのまま切り取り、美術館に展示したとしたらどうでしょう。何のこっちゃですね。この作品のユーモアは、あくまで本物の駐禁ラインから伸びてることで成立し
The Scream is undoubtedly Edvard Munch’s most well-known painting. Painted in Berlin and Åsgårdsstrand in the 1890’s, it reflects Munch's feelings about the human condition and the new, modern century of the 1900s. Scroll on to learn the must-knows about Munch's famous work... Munch produced several versions of The Scream. Two of them are paintings, of which one belongs to the National Gallery in
「女子の貞操観念が全くないのは平安時代も現代も同じ。女って抑圧されてるような顔してるけど、実はそうじゃないかもしれない」と語る橋本氏元々、日本人には性的タブーがなくて、その代わりにモラルがあったーーと言われても、戸惑ってしまう人がほとんどかもしれない。 だが、西欧から“性的なもの= 猥褻(わいせつ)”という考え方がもたらされたのは明治時代で、それ以前の日本人には「性」のタブーもなければ「変態性欲」といった概念もなかったのだという。 そんな「日本人の性」の世界を古事記や万葉集、源氏物語、歌舞伎に浄瑠璃、浮世絵…と、伝統文化に描かれた「性表現」を縦横無尽に行き来しながら、鮮やかに描き出したのが『性のタブーのない日本』の著者、橋本治氏。 *** ―それにしても、平安時代は「目が合うこと」と「セックスすること」がほぼ同義だったとか、今でいう不倫やBLが『源氏物語』の中にも普通に描かれていたとか、明
70年前を振り返るんじゃなくて、今こそ70年後を考えたい! いとうせいこう×高橋源一郎 "あの日"の後に書くことについて 3 原発にしろ安保問題にしろ株価にしろ、「今ここ」の言葉ばかりに僕らは包囲されている。「考えている暇はない」「今すぐ決めろ」と。文学の言葉でやらなければならないことは、そういう凝り固まったものを雲散霧消させていくことではないか……。 二人の文学者が、未来のまだ見ぬ「他者」へ希望のバトンを渡すことについて語りつくす。感動の対談、最終回! 体験していなくても、想像力で語っていい 高橋:過去の死者を慰霊するということは、悲しんで頭を下げることじゃなくて、どっちかと言ったら、その人の代わりに何かを見るということなのかもしれない。いとうさんの『想像ラジオ』も、そうですよね。思うんだけれども、死んだ人間は物理的には存在していないでしょ。 いとう:うん、いない。 高橋:でもね、でもい
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