自立を目指すホームレスが路上で売る雑誌「ビッグイシュー日本版」が苦境に立たされている。部数の落ち込みで、発行元が2年連続赤字に陥った。売り手のホームレスの減少が大きいが、活字離れも影響しているようだ。しかし、貧困問題が解決したとは言えず、定期購読の募集などで編集・発行を続けていこうと奮闘している。 ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、南アフリカや豪州など世界11の国、地域の版がある。日本版は2003年9月創刊。発行元の「ビッグイシュー日本」(大阪市北区)が編集し、月2回発行する。現在は1冊350円で、ほぼ半分の180円が販売するホームレスの取り分となる。 「ギャンブル障害」「『赤ちゃんポスト』の10年」など社会問題の特集や、ミュージシャンのスティング、女優のナオミ・ハリスら著名人インタビュー、各国のニュース短信などネットワークを生かした海外の記事、「ホームレス人生相談」などが人気
夏休みの温泉地。都会からはひとときの「憩い」や「癒し」を求めて多くの客が温泉地を訪れる。日本は温泉に恵まれ、全国のどこに行っても、様々な効能の温泉を楽しむことができる素敵な国だ。外国人の中でも最近はこの日本の温泉地や有名観光地を訪ねる動きが顕著になっている。 ところが、外国人には日本の旅館の評判があまりよろしくないようだ。温泉で裸になるのが嫌とか恥ずかしいという理由ではない。 問題は食事にある。日本の旅館の多くは「一泊二食」という販売形態をとる。日本ではごく当たり前といえるこの手法は実は日本独特のもので、外国ではメジャーなものではない。 彼らは自分が食べる料理は自分で選択するのが当たり前。初めから料理が決まっている旅行は、ツアーならばともかく個人で訪れる旅行ではナンセンスだ。 お仕着せの料理でバカ高い宿泊料に…… ところが、日本の有名な観光地や温泉地では宿泊先で供される料理はあらかじめメニ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く