ブックマーク / irorio.jp (3)

  • もはや通俗誌と呼べぬ「FRIDAY」首相批判の良質さ “安倍首相への六つの手紙” - IRORIO(イロリオ)

    細川護熙元首相(75)が小泉純一郎元首相(72)の支持をうけて来月9日投開票の東京都知事選に出馬することが確実となる中、昨年から安倍晋三首相とその政権の「驕り」を痛烈に批判しつづけている講談社の「FRIDAY」誌が、1月10日発売の通巻第1625号でも早速エンジンを全開にしている。「安倍首相への六つの手紙」と題したその特集では、「原発さえなければ」と訴える識者・当事者たちから安倍首相に宛てた手紙という形式で、首相の政治姿勢を主に原発・エネルギー政策の視点から批判した読みごたえのある記事が掲載されている。 ◆一通目の手紙は江戸文化研究者で今年4月、法政大学総長に就任予定の田中優子さん(61)から安倍首相へ。「廃炉」を公共事業と捉えて“原子力発電からの撤退”という大きな研究開発の先駆けとなり、他の国にも廃炉技術の提供ができるようになる、という逆説的だが画期的な提案だ。 ◆二通目の手紙は福島第一

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  • 日本にまだ中産階級があった『ユーミンの罪』の時代 (輝きは戻らない) - IRORIO(イロリオ)

    酒井順子さん(47)の著書『ユーミンの罪』(講談社現代新書・840円=5刷5万部)が、売れている。1月12日付の朝日新聞にフリーライターの速水健朗(はやみず けんろう)さん(40)による書の書評が載っていた。荒井由実として「返事はいらない」でデビューした1972年から20年間の楽曲を追いながらユーミンが世間に与えた影響や時代の変遷をたどる書は、日にまだ中産階級が存在した最後の20年間を「恋愛がレジャーでありえた時代」ととらえたユニークな視点が魅力の秀作である。 ここで筆者が使う「中産階級」という概念は、単に収入の面で「中流」に属するという意味ではない。それは、個別の官僚制的組織(具体的には主に資主義的私企業)の支配者に従属しなくても自分と家族の生活をまかなうことが出来た、相応の生産手段を有する階級のことである。それまでのフォークや歌謡曲やグループサウンズの技術的・情緒的な要素を吸収

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  • 雪の中に座り込むホームレスの男 ~ 施しのお返しとして手渡したものとは - IRORIO(イロリオ)

    クリスマスイブ、アイオワ州のジョンストンは雪に囲まれ厳しい寒さに見舞われていた。そんな寒さは時に生死に関わる。ホームレスの人々には特に深刻な事態だ。そうは思っていても、実際に施しの手を差し伸べる人は少ないだろう。 ROB TAYLER氏はそんな少数派のひとりだった。雪の中に座り込むホームレスを見つけ、車の中から彼にお金を手渡したのだ。ホームレスお金を受け取ると、彼に1枚の封筒を渡した。その封筒には入っていた手紙の内容はこうだ。 「暖かい寄付をありがとう。私はホームレスでも、失業中でもありません。ただクリスマスに良いことをしたかった男です」 手紙とともに10ドル札が入っており、「使っても、寄付をしても、とってもおいてもかまいません」と書かれていたそうだ。 今回ホームレスに扮したのはJonnie Wright氏。地元の企業でCEOを務めるビジネスマンだという。今回は50枚の封筒を用意し、合計

    雪の中に座り込むホームレスの男 ~ 施しのお返しとして手渡したものとは - IRORIO(イロリオ)
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