ブックマーク / www.news-postseven.com (11)

  • カドミウム吸収を抑えた画期的なコメの新品種「あきたこまちR」 福島みずほ議員らの“安全性への疑問”は妥当なのか

    土壌のカドミウムをほとんど吸収しないコメの新品種「あきたこまちR」をご存じだろうか。「あきたこまちR」は品種改良技術により開発されたコメで、品の安全に関する著書が多数ある科学ジャーナリストの松永和紀氏は「日のコメが抱える問題を解決できる画期的な品種です」と評価する。秋田県では2025年からコメの栽培品種を、従来のあきたこまちからあきたこまちRに全量転換する方針だ。 ところが、11月9日、社民党の福島みずほ参院議員がX(旧ツイッター)で〈消費者の権利を守りたい!〉と投稿し、「2025年秋田県全量転換 放射線育種米あきたこまちR 何が問題なのか」と題した報告会の開催を知らせるポスター画像を添えた。ポスターには、あきたこまちRへの全量転換を問題視する記述がある。なぜこうも評価が異なるのか。 そもそも「あきたこまちR」はどんな新品種なのか。農水省や秋田県による資料などを読むと、前述の通り、その

    カドミウム吸収を抑えた画期的なコメの新品種「あきたこまちR」 福島みずほ議員らの“安全性への疑問”は妥当なのか
    satovivi
    satovivi 2023/11/28
    これダメならレントゲンも無理そう。
  • 元たま・石川浩司が明かす『さよなら人類』の「着いたー」誕生秘話「お客さん減っても音楽は続けたい」【後編】

    1990年代に現れ、お茶の間を席捲したバンド『たま』。その中心メンバーともいえる石川浩司(61)さんは印象的なランニング姿で、ボーカルとパーカションを担当していた。1989年に放送された深夜番組『三宅裕司のいかすバンド天国(以下、イカ天)』(TBS)での活躍は今でも語り継がれる。 今年7月に出版された漫画『「たま」という船に乗っていた』(双葉社)の原作者でもある石川さんに、激動の時代を駆け抜けてきたあの時代のエピソードを語ってもらった。【前後編の後編。前編から読む】 『イカ天』の出演で注文が殺到。発送業務をしていたのは朝ドラ脚家 ──メジャーデビュー前に所属していたナゴムレコード(注:劇作家でミュージシャンのケラリーノ・サンドロヴィッチが創立したレコードレーベル)の中では、たまはどういう存在でしたか。 「僕ら以外はかっこいいバンドが人気でしたね。たまのファンの人って、自分から『ファンです

    元たま・石川浩司が明かす『さよなら人類』の「着いたー」誕生秘話「お客さん減っても音楽は続けたい」【後編】
  • 「生つくね」が看板の名店『江戸政』が98年の歴史に幕、生肉提供へのSNS批判に店主が発した「声明文」

    東京・東日橋にある焼き鳥の名店「江戸政」が急きょ閉店したことがわかった。江戸政は大正13年創業の老舗で、現在の店主は3代目。数々のメディアに取り上げられる人気店だった。平日17時オープンで売り切れ仕舞いのため1日数時間しか営業せず、一部では“幻の焼き鳥屋”と呼ばれていた。あまりに突然の閉店には近隣住民も困惑している様子だ。 「閉店しちゃったんですか? 普段なら午前中から仕込みをしているはずなのに今日は全然気配がなく、昨日も営業していなかったので、どうしたんだろうとは思っていました。いつもは開店1時間前からお客さんが並んでいますよ」(近隣住民) 江戸政の名物メニューは、鳥のタタキを団子状に丸めた「生つくね」。これを目当てに店に足を運ぶファンが大勢いた。そのひとりが、生つくねの思い出を振り返る。 「つくねは生か焼きを選べるのですが、やっぱり江戸政といえば生つくね! せっかく江戸政に来たからに

    「生つくね」が看板の名店『江戸政』が98年の歴史に幕、生肉提供へのSNS批判に店主が発した「声明文」
  • 甲子園で起きている性被害【前編】「密着取材」の暗部を女性記者が実名告発

    MeToo運動が広まり、映画界をはじめとする「性暴力問題」の告発が相次ぐなか、それを報じる新聞社が見ないふりをしている性被害があった。その現場は、高校球児の聖地・甲子園。当事者たちが実名で告発する。【前後編の前編】 * * * 夏の甲子園を目前に、全国各地で高校野球の地方大会が開催されている。 今年の甲子園は3年ぶりに観客の入場制限が撤廃されて盛り上がることが予想されるが、その陰で浮上したのが、女性記者が被る性被害問題だ。 〈詳細を初めて知って衝撃。私も甲子園で担当チームの取材中に被害を受けたから。表に出ていないだけで、女性記者への性加害はこれまでもけっこう起きているのではないだろうか〉 7月4日にツイッターでそう発したのは元朝日新聞記者の柴田優呼氏だ。高校球児たちが夢見る聖地で性被害が起きているという告発には多くの反応が寄せられている。 柴田氏が改めて誌・週刊ポストの取材に答えた。 「

    甲子園で起きている性被害【前編】「密着取材」の暗部を女性記者が実名告発
  • 『バチェロレッテ』完璧な女性に畏怖する完璧でない男の見本市

    ここで男女逆転したら、面白くなるんじゃないか。そんな発想で作られるコンテンツはこれまでにもあったが、『バチェラー』の男女逆転版を日で作るのはまだ先になるだろう思っていたら、『バチェロレッテ・ジャパン』(Amazonプライム・ビデオ)が制作、配信された。コラムニストでイラストレーターのヨシムラヒロム氏が、単純に男女逆転の面白さを超えた興味深いコンテンツになった『バチェロレッテ』の面白さと、笑ったあとに襲ってくる恐ろしさについて考えた。 * * * 10月9日からAmazonプライム・ビデオで配信されている『バチェロレッテ・ジャパン』にハマっている。外見も良く、リッチでもある一人の独身男性(バチェラー)を多数の女性が奪い合う『バチェラー・ジャパン』の男女逆転版だ。今回は一人の独身女性(バチェロレッテ)を巡って、17人の男性が戦っている。 『バチェラー』は過去3シリーズ配信されている。個人的に

    『バチェロレッテ』完璧な女性に畏怖する完璧でない男の見本市
  • かつて蓄膿症と呼ばれた「副鼻腔炎」 改善のための「鼻のお手入れ術」

    身体が不調を訴えれば不安になるのは当然だが、より恐ろしいのはその重篤さに気付かないこと。「気のせいかも」「すぐ治るはず」と見逃しがちなのが、「副鼻腔炎」だ。 きたにし耳鼻咽喉科院長の北西剛氏によれば、副鼻腔炎は顔の中央、鼻の近くにある空間「副鼻腔」で炎症が起きている状態。以前は蓄膿症とも呼ばれ、黄色や黄緑色の鼻水が出るもので、慢性と急性に分かれるという。 副鼻腔炎になると体が細菌歓迎状態に 鼻炎には様々なタイプがある。アレルギー性鼻炎は、花粉など人によってアレルギーを引き起こす成分が決まっているもの。老人性鼻炎は、鼻の粘膜が機能低下して保水できなくなった鼻水がたれるもの。そして副鼻腔炎は、副鼻腔に炎症が起きるものだ。 「『風邪が長引いているのかなあ』と人は予想していたのに副鼻腔炎だった、という患者さんは多い」(北西氏) 鼻は細菌やウイルスのフィルターでもあり、鼻呼吸に問題が生じると、細菌

    かつて蓄膿症と呼ばれた「副鼻腔炎」 改善のための「鼻のお手入れ術」
  • ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味

    ワクチン接種後の健康被害がやっと救済される──。厚生労働省の審査会は8月19日、新型コロナワクチンの接種後にアナフィラキシーなどの健康被害を訴えた29人に対し、医療費や医療手当の補償を決定した。29人のうち28人が女性で、平均年齢は43才だった。 国が新型コロナワクチンの副反応の救済を認めるのは初めてだ。しかし、ワクチン接種後に亡くなった約1000人は、「ワクチンとの因果関係は不明」とされたままだ(8月24日現在)。 また、日に先んじてイスラエルやアメリカなどが「3回目接種」を行うなどワクチンをめぐる話題はいまだ尽きない。 そんな中、製造元の1つである米ファイザー社が7月28日に公表した英語の研究論文が静かに波紋を広げている。 その研究には世界各国の4万人以上が参加。ファイザー製ワクチンの2回目接種から最大6か月間に及ぶ大規模な追跡調査を行った。 その結果、ワクチン接種によって発症を防げ

    ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味
  • 新型コロナ感染「夕食時が8割」 家族との食事に潜む危険性

    東京や大阪だけでなく、地方でも感染が広がっている新型コロナウイルス。感染経路で目立つのが家族や親族間だ。4月上旬、宮城県仙台市の英国風パブで発生したクラスター(感染者集団)。その場で感染した40代男性と同居する家族2人も感染していることがわかった。ほぼ同時期に、山形県でも乳児を含む親族5人のクラスターが確認された。 WHOの調査報告書によると、新型コロナウイルスの感染は主に「家族」間で発生している。最もサンプル数が多い中国では広東省および四川省での調査で、78~85%のクラスターが家庭内だと報告されている。 わだ内科クリニック院長の和田眞紀夫さんはこう警鐘を鳴らす。 「新型コロナは発症前でも感染させてしまうため、知らないうちに感染してウイルスを持ち帰る人がいるということ。もはや自宅にもリスクが潜んでいる、と思った方がいいでしょう」 最も感染リスクが高いのは夕時だという。国際医療福祉大学病

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  • 「コロナは26~27度で死ぬ」このデマの情報源を突き止めた

    新型コロナウイルスに関するデマが“感染爆発”を起こしている。SNSやメールを通じて嘘の「予防法」などを信じさせられているシニア層がどんどん増えているのだ。 デマには流行があり、1月末頃には「致死率15%。人類史上最凶のウイルス」というガセ情報が広がったが、いま、ネットで感染のピークを迎えているのが、「〇〇病院(実名)の看護婦さんからのアドバイスを提供いたします」ではじまる次のような内容だ。 〈武漢研究所に派遣されるクァク・グヨンの米国友人の文です。必ずたくさん伝達してください。 彼は無限肺炎ウイルスの研究を行っています。たった今電話をかけてきて、風邪を引いたときは鼻水と痰があり、コロナウイルス肺炎は鼻水のない乾いた咳なのでこれが最も簡単な識別方法だ。このような医療知識についてもっと知れば、予防に役立ちます〉 ──と風邪と新型肺炎の症状の違いが書かれ、次に“予防法”が続く。 〈今回の武漢ウイ

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  • 小雪が提唱 「ご飯が茶色ならインフルエンザにかからない」

    例年1~2月に猛威をふるうインフルエンザだが、今年は一足早く流行し始めた。 「12月中旬から患者さんが増加しています。年末年始の休みが終わり、学校や仕事が始まる頃に、12月の患者数をさらに上回る傾向があるので、今後はより警戒する必要があります」(亀谷診療所院長の亀谷学さん) そんななか「玄米をべているから、うちはインフルエンザにかからない」と話すのは、松山ケンイチ(34才)との間に3人の子供がいる小雪(43才)だ。 昨年12月に開催された、映画『いただきます ここは、発酵の楽園』の完成披露試写会(1月24日公開)で、小雪は昨年から都心と田舎で二重生活を送っていることを明かした。 「春から夏は自分たちで野菜を作ってべ、みそ造りも毎年欠かさないとか。小雪さん自身が5才の頃から玄米で育ったそうで、幼い時は、『なんでうちは茶色いご飯なんだろう?』と思っていたそう。今は家族そろって茶色の玄米

    小雪が提唱 「ご飯が茶色ならインフルエンザにかからない」
    satovivi
    satovivi 2020/01/16
    ウイルスを食べ物でどうこうって話、全然なくならないね。
  • Nスペでも反響 なぜ糖質制限が死亡率上昇につながるのか

    近年は事の際に米を抜く「糖質制限」や「減塩」こそが健康長寿に不可欠とされてきた。しかし、そんな定説を覆す研究結果が『NHKスペシャル』で紹介され、議論を呼んでいる。 「糖質こそが人間の活動で最も重要なエネルギー源です。それを制限することは、深刻な病気リスクの高まりを意味します」 そう語ったのは、米シモンズ大学教授のテレサ・ファン博士。ハーバード公衆衛生大学院でも非常勤教授を務める彼女の研究は、11月24日に放送されたNHKスペシャル『の起源 第1集「ご飯」』で紹介されて大きな反響を呼んだ。 シモンズ大学が13万人の生活と健康状態を20年以上追跡調査し、普段の生活で糖質の摂取量が標準的な人(総カロリーの60%が糖質)と、とくに少ない人(総カロリーの35%が糖質)を比べると、後者の死亡率が1.3倍以上に高まった。糖質制限による健康リスクに着目した研究はこれだけにとどまらない。 「研究前

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