世界中で問題となっているオーバーツーリズムの波が、今日本にも押し寄せてきています。 2020年夏の東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに、日本では今後さらなるインバウンド需要の高まりが予想されます。 そこで政府は、9月にもオーバーツーリズム対策の一環として、訪日外国人観光客向けのマナー啓発動画を公開する方針です。来年3月末までには、混雑やマナー違反といった観光地を評価する指標を作成します。 今回は、政府による外国語のマナー啓発動画と新たな指標について、現在の日本と世界のオーバーツーリズム例をふまえて見ていきましょう。 外国語のマナー啓発動画&新たな観光地の評価指標とは 観光庁は、早ければ9月にも、電車の乗り降りや歴史的建造物の写真撮影といった、訪日旅行中に意識してほしい基本的なマナーについて紹介する動画を作成し、少なくとも英語・中国語・韓国語の3ヶ国語で配信予定としていました。 イン
日本各地で訪日観光客が増えています。その中でも京都は観光都市として非常に人気で、観光客が押し寄せています。しかしながらインバウンド需要が市民生活にもたらしたものは「豊かさ」だけではありません。同時に複雑な問題を抱えることになりました。 交通機関の混雑は代表的な「観光公害」のひとつです。 京都市を走るバスは乗客の需要があるにもかかわらず、近年は運転手の確保に苦労しているそうです。免許取得のための補助金も支給されていますが、運転手の定着率はあまり芳しくないことが伝えられています。 また交通機関だけでなく、だれかれ構わず写真に収める観光客に住民が辟易し、ついに「写真撮影禁止」の立て札も設置されたといいます。 この記事では、京都市が直面するオーバーツーリズムの問題をご紹介します。 関連記事 日本がとるべきオーバーツーリズム対策3選 正しいオーバーツーリズム対策とは インバウンド対策にお困りですか?
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