ブックマーク / courrier.jp (5)

  • ブライアン・イーノ「NFTのせいで、アーティストまで資本主義のチンケなクソ野郎になってしまう」 | 彼が懸念する「オートマティシズム」とは

    現代を代表するアーティストの一人であるブライアン・イーノ。彼はいま、暗号資産関連の技術が単に“金儲けのソリューション”になっている点を厳しく批判する。2021年に暗号技術の専門メディア「クリプト・シラバス」を立ち上げたIT評論家エフゲニー・モロゾフが、イーノが懸念することを尋ねた──。 かつて「世紀の放尿」をやってのけた男 ブライアン・イーノは、アンビエント・ミュージックという音楽ジャンルを作りだしただけでなく、この40年間で数々の名盤にプロデューサーとして関わってきた。サウンドやビデオ、デジタルアートを使った作品制作にも取り組み、代表作の一つである「7700万絵画」などは、そこからおびただしい量の楽曲が生成される点から言ってもNFTの対極に位置するといえる。 イーノはかつてマルセル・デュシャンの有名なあの小便器(註:「泉」という名のアート作品)に小便をしてみたという逸話の持ち主でもある。

    ブライアン・イーノ「NFTのせいで、アーティストまで資本主義のチンケなクソ野郎になってしまう」 | 彼が懸念する「オートマティシズム」とは
    sauce3
    sauce3 2022/02/14
  • 私の家には奴隷がいた… 罵られ、殴られても、一家に仕え続けたフィリピン女性 | ピュリッツァー賞作家、衝撃の絶筆

    遺灰は、トースターくらいの大きさの箱に収まった。プラスチック製の黒い箱で、重さは1kg半。それをトートバッグに入れてスーツケースにしまい、マニラ行きの飛行機に乗って太平洋を横断したのは2016年7月のことだ。 マニラに降り立つと、車で田舎の村へと向かう。到着したら、私の家で奴隷として56年間を過ごした女性の遺灰を受け渡すことになっている。 彼女の名前は、エウドシア・トマス・プリド。私たちは、彼女を「ロラ」と呼んでいた。背は150cmで、肌はチョコレート色だった。アーモンドの形をしたロラの目が、私の目をのぞきこんでいるのが人生最初の記憶だ。 祖父が私の母にロラを“贈り物”として与えたとき、ロラは18歳だった。そして、家族が米国に移住したとき、彼女も一緒に連れていった。 ロラが送った人生を言い表すのに、「奴隷」という言葉以外には見つからない。彼女の1日は、ほかのみんなが起きる前に始まり、誰もが

    私の家には奴隷がいた… 罵られ、殴られても、一家に仕え続けたフィリピン女性 | ピュリッツァー賞作家、衝撃の絶筆
    sauce3
    sauce3 2020/10/27
  • 奴隷として私に仕えた彼女の人生に「幸せ」はあったのか | ピュリッツァー賞作家、衝撃の絶筆

    母と私は、夜通し口げんかした。2人とも泣きじゃくった。 母は、みんなを支えるために身を粉にして働くのに疲れ切っているし、いつも子供たちがロラに味方するのにうんざりしているし、ロラなんてどこかへやってしまえばいいじゃないか、そもそも欲しくなんかなかったし、私のような傲慢で聖人ぶった偽善者なんか産まなければよかった──とまくし立てた。 彼女の言葉を反芻して、私は反撃に出た。 偽善者ならそっちだ。ずっと見せかけの人生を生きているじゃないか。自己憐憫に浸ってばかりだから、ロラの歯が腐ってほとんどべられないことに気づかないんだろ。1度でいいから、自分に仕えるために生きている奴隷ではなく、1人の人間として見てあげたらどうなんだ? 「奴隷って言ったわね」 母はその言葉をかみしめた。 「奴隷ですって?」 母は、ロラとの関係は私には絶対に理解できないと言い放ち、その晩はそれで終わった。 何年も経ったいまで

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    sauce3 2020/10/27
  • 拝啓 伊藤詩織様 | 差出人は25年前の最も有名なレイプ事件の被害者 | クーリエ・ジャポン

    性犯罪の被害者が沈黙せざるを得ない日の社会を変えなければならない──実名も顔も出して自らもレイプに遭ったことを明かしたうえで訴え続ける伊藤詩織に、おそらく誰よりも強く共感している女性がいる。東京都下の小さな町でつましく暮らす44歳の主婦だ。 彼女は長い間封印してきた自らの忌まわしい体験を伝えようと、伊藤に長い、長い手紙をしたためた。伊藤に、そして一人でも多くの人に伝えたい、どうしても伝えなければいけないと思うことがあるからだ。 拝啓 伊藤詩織様 テレビやウェブマガジンなどであなたの身に起きた出来事を知り、ご著書『ブラックボックス』やクーリエ・ジャポンの特集「性暴力はなぜ起こる」も拝読しました。堂々とお顔もお名前も出して闘っているあなたに、匿名でお手紙を出す失礼をどうかお許しください。 Me too. 私も性犯罪の被害者です。今から25年も前のことになりますが、ローマで日人の女子大生6人

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    sauce3 2018/12/07
  • 「新感染 ファイナル・エクスプレス」がけん引する、突き抜け進化する韓国ホラー | 世界を席巻、震撼

    これまでも心の底からゾクッとする作品を得意としてきた韓国映画が、また新たな得意分野を開拓した。2017年9月1日に公開される『新感染 ファイナル エクスプレス』は韓国ゾンビ映画のエポックメイキングな存在になるにちがいない。監督は世界的に注目されるヨン・サンホ監督。来日した監督に話を聞いた。 爆走するKTX(ソウル→釜山を結ぶ韓国の新幹線)に紛れ込んだ1体のゾンビ。襲われた乗客たちが次々とゾンビ化する大パニックのなかで、生き残りをかけた人々のサバイバルが始まる――。 韓国のゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス(原題『釜山行き』)』の話題を最初に耳にしたのは、2016年5月のことだ。 カンヌ映画祭のミッドナイト上映での終了後5分間のスタンディングオベーション。ギレルモ・デルトロ、エドガー・ライト、イーライ・ロスら、ホラー界の名監督たちからの大絶賛――これは早いところ見なければと思いなが

    「新感染 ファイナル・エクスプレス」がけん引する、突き抜け進化する韓国ホラー | 世界を席巻、震撼
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    sauce3 2017/09/14
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