『バンテージ・ポイント』(Vantage Point)は、2008年のアメリカ合衆国のサスペンスアクション映画。監督はピート・トラヴィス、出演はデニス・クエイドとマシュー・フォックスなど。スペインでの国際会議で起こった米大統領狙撃事件の瞬間とその前後を、現場にいた立場や職種などが違う8人の同時刻の視点から描いている[2]。映画館大賞「映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画」で85位。[要出典] 概要[編集] タイトルのバンテージ・ポイントとは日本語で「観点」「有利な見地」を意味し、8名それぞれの立場でしか見えない「視点」を集めた本映画の趣旨を表す。それぞれの視点は、必ず重要な場面の直前で終わるクリフハンガー形式をとり、徐々に真相を明かしていく。 場面は以下の順序で、それぞれ事件の約23分前から展開するが、8人の視点が個々に描写されるわけではない。 レックス・ブルックス