昔々、森の中にゾウたちが暮らしていました。近くの池で、ゾウたちは水を飲んだり水浴びを楽しんだりしていました。 ある年、日照りがつづき、池がカラカラに干上がってしまいました。 ゾウたちは困りはてて、ゾウの王様に言いました。「王様、のどが渇いて死にそうです! どこかに水はありませんか?」 そこで王様は、ゾウの群れを少し離れた湖に連れていきました。そこにはきれいな水がたくさんありました。 しかし、ゾウが湖におしよせて来るたびに、 ウサギが何匹も踏みつぶされてしまうので、ウサギたちは「このままではみんな殺されてしまう」と心配するようになりました。 するとウサギの長老は「案ずるな。わしがゾウを追い払う手立てを考えるから待っておれ」と言って、ひとり散歩に出かけました。 長老は「はて、どうしたらよいものだろう。ゾウの群れに近づくのは危ないしなあ。よし、丘の上にいれば安全だ。そこから話をしてみよう」と考え
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