韓国選手団は7日、重い足取りで古城に入った。18世紀に建てられた城を改造した最高級ホテル。とかろが、どうしたことか。ホテルの中は、現地のドイツ人でいっぱいだった。2000名あまりの歓迎の人達。韓国人よりドイツ人がはるかに多かった。現地の韓国人数は400名あまり。 最終評価試合だったガーナ戦での敗北と、ハードなトレーニングで、やや士気が落ちているように見うけられる代表チームを、ドイツの人たちは大きな歓呼と拍手で迎えてくれた。白い紙の上に直接太極旗(テグクキ=韓国の国旗)を画いてきた子供、ドイツの伝統衣装を着て、大型の太極旗を持ってきた人もいた。安貞桓(アン・ジョンファン)、李栄杓(イ・ヨンピョ)らの選手の大型写真も目だった。彼らは韓国の伝統衣装を着た現地の韓国人たちと肩を組んで、喧騒の中にも楽しい一時を演出した。 代表チームの宿泊所は、ドイツ・ケルン近くの小都市ベルギシュグラトバフ。クラウス