「痴漢行為などがあった」とネット上で指摘されていた展示会「なかのひとよ BLACK BOX」(通称ブラックボックス展)の運営者が6月21日、謝罪文をWebサイトに掲載した。「安全確保に可能な限りの体制を敷いていたが、予期せぬ来場者による行為があったことを把握している」とし、事実の究明を急いでいるという。 ブラックボックス展は、5月6日~6月17日に東京都港区のギャラリーで開催。「会期終了まで、作品や展示環境に関する事実をインターネット上や第三者に発信・公開しない」という同意書を来場者に署名させる“ネタバレ禁止”の展示会で、口コミで話題に。会場前に長蛇の列ができるほどの来場者を集めていた。 しかし、会期が終わると、来場者から「会場内の暗闇でキスをされた」「痴漢行為をされた」などの報告が相次ぎ、運営者に事実確認や安全管理責任を求める声が上がっていた。 運営者の「なかのひとよ」によると、会期中は