連合のシンクタンク、連合総合生活開発研究所(連合総研)は1年前より賃金が物価より上がったと答えた働き手が6.9%にとどまるとの調査結果をまとめた。賃上げが長引く物価高に追いついていない。調査は10月1〜12日に働き手2000人を対象に実施した。1年前と比べて賃金の増加幅が物価の上昇幅より大きいか尋ねたところ、58.7%が小さいと答えた。16.8%は賃金の増加幅が物価の上昇幅と同程度、17.7
58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 岸田文雄首相が打ち出した減税案が不評だと話題になっている。確かに、誰か悪意のある人がアドバイスしたのではないかと思うくらい多方面にダメだ。減税自体は国民も求めているのに、岸田首相は何を間違えているのか?(経済評論家 山崎 元) 不評の「岸田減税」 支持率低下で最低に 岸田文雄首相の内閣支持率が低下している。各所の調査で下落が目立つが、分かりやすいのは10月27〜29日にかけて行われた日本経済新聞社とテレビ東
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