2024年3月20日のブックマーク (2件)

  • 「1000兆円」を超える借金…「利上げ」で返済の金額も跳ね上がる パンパンに膨らんだ国債残高の行方は:東京新聞 TOKYO Web

    日銀は19日の金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決めた。今後は次の利上げのタイミングを模索するが、国の借金である国債の利払い費が増えることも、金利上昇時に生じる懸念だ。財政の専門家は「国債費の増加が重荷になる前に、予算の見直しなど財政再建を急ぐ必要がある」と指摘する。 マイナス金利など日銀の大規模緩和の下では金利が低く抑えられるので、政府は借金である国債発行をしやすくなり財政が緩んだ。緩和開始前の2012年度末に705兆円だった国債残高は22年度末に1027兆円に膨張。23年度末には1075兆円に達する見込みで、緩和前の1.5倍となる。 財務省は2月、金利が上昇した際の利払い費増について試算を公表した。名目経済成長率3%と消費者物価上昇率2%を前提にした場合、27年度の想定金利は2.4%に上がると仮定。利払い費は15.3兆円に増え、24年度の9.7兆円から1.6倍に増える。

    「1000兆円」を超える借金…「利上げ」で返済の金額も跳ね上がる パンパンに膨らんだ国債残高の行方は:東京新聞 TOKYO Web
    sawasho
    sawasho 2024/03/20
    こういう緊縮的な論調にお墨付きを与えるから、利上げへの転換は慎重に判断するべきだった。政府でさえデフレ脱却宣言を躊躇する状況で、需要を減らす歳出削減や増税は時期尚早。
  • 異次元との決別:マイナス金利解除「タイミングおかしい」 物価研究の権威に聞く | 毎日新聞

    日銀は19日、マイナス金利政策を解除し、約17年ぶりの利上げに踏み切った。物価研究の第一人者で、日銀OBの渡辺努・東京大大学院教授(専門は物価と金融政策)は「利上げのタイミングがおかしい」と疑問視し、デフレ脱却には「あと2年が勝負」と指摘する。その理由とは。 物価の基調「上がっている気配なし」 ――今回の金融政策見直しのタイミングは適切だったと考えますか。 ◆金融政策の正常化には賛成だ。ただ、日銀の仕事は「物価の安定」で、物価に基づいて政策を判断するのが原則。特に注目していると言われるサービスの価格は、どのように数字を分析しても上がっている気配が見られない。むしろ今は「日銀が頑張らなくてもインフレ率が下がっていくような状況」にある。サービス価格の上昇は昨夏や昨秋がピークだった。タイミングがおかしいのではないか。 賃上げが物価に反映されるかが重要 ――今年の春闘で昨年を上回る賃上げ回答が出て

    異次元との決別:マイナス金利解除「タイミングおかしい」 物価研究の権威に聞く | 毎日新聞
    sawasho
    sawasho 2024/03/20
    "サービス価格の上昇は昨夏や昨秋がピークだった。タイミングがおかしいのではないか。…賃上げが物価にもきちんと反映されたという流れを確認した上で、マイナス金利を解除すべきではないか。"