先日、/.Jでも話題になった、違法着うたフル配信サイト「第3世界」の運営者が逮捕された事件で、このサイトをホスティングしていたレンタルサーバ運営会社の役員も著作権法違反幇助の疑いで逮捕された。 Impress Watchや朝日新聞など、大手メディアですでに報道されているが、朝日新聞によると 楽曲の配信には日本音楽著作権協会(JASRAC)などの許諾がなく違法と知りながら、自社の管理するサーバーから簡単にHPに接続できるようにし、配信を容易にさせた疑い などと説明されている。 著作権違反絡みの事件でレンタルサーバの運営会社やその関係者が逮捕されるというのは非常に珍しい。なおプロバイダ責任制限法では、「著作権侵害の事件が起きても、その事実を知らなければプロバイダは賠償責任を負う必要がない」と定められており、今回の件では運営者が「事実を知っていた」ことをどう認定するかが一つの争点になりそうだ。