先頃、厚生労働省元局長の村木厚子氏が一審無罪判決となった郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件において、大阪地検特捜部が証拠品として押収したフロッピーディスク内の文書の更新日時が改ざんされた疑いがあることが分かったとのことだ (asahi.com の記事より)。 フロッピーには、村木氏の元部下で公判中の上村勉被告が発行したとされる偽の証明書文書が入っており、検察の捜査報告書では最終更新日時が 2004 年 6 月 1 日午前 1 時 20 分 06 秒となっていたところ、上村被告に返却された実物のフロッピーを確認したところ、更新日時が 2004 年 6 月 8 日午後 9 時 10 分 56 秒になっていたらしい。 朝日新聞社側でそのフロッピーを解析したところ、本来の更新日時は 6 月 1 日であり、書き換えが行われていたのは 2009 年 7 月 13 日午後ということで、上村被告に返却