新東名高速道路が2016年2月、愛知県内へ延伸。利便性が増しますが、問題は東京側です。未開通の御殿場JCTから東には、「むしろ開通しないほうが……」とすら思える懸念があります。 新東名は戦艦「大和」並みのムダ? 先日伝えられたように、新東名高速道路の浜松いなさJCT~豊田東JCT間およそ55kmが、2016年2月中に開通する見通しとなりました。 これによって、東名高速の岡崎IC付近を先頭に上下線で恒常的に発生している自然渋滞は、ほぼ解消されるはずです。 2016年2月中に開通する見通しの新東名・浜松いなさJCT~豊田東JCT間(画像出典:NEXCO中日本)。 今回の開通見通しについて、マスコミ各社の報道は歓迎一色ですが、それについては実に隔世の感があります。10年あまり前に道路公団民営化が議論されていた当時、新東名は“戦艦「大和」並みのムダ”と総攻撃を食らっていたのですから。 私(清水草一
![新東名延伸、東京側は茨の道? 開通で大混乱の可能性 | 乗りものニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/547f5150e42956972ccd891e24beceef780c3c00/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcontents.trafficnews.jp%2Ficatch%2F000%2F004%2F094%2Flarge_151129_toumei_01.jpg)