やめたいけれど、やめられない。 やめる決断ができないから、先送りにする。 仕事はもちろんプライベートでも、こんな葛藤を抱えたことのある人が多いのでは。 一度決めたことをやめる=「撤退」という選択肢を、「逃げ」や「負け」のように感じる人もいるでしょう。 けれども今、アカデミズムの現場では「撤退」の重要性を捉え直すべきだという声が上がっています。 「撤退」という選択肢を持つことは、ビジネスの現場や私たちの人生にどんな価値をもたらすのか。奈良県立大学 地域創造研究センターの「撤退学研究ユニット」メンバーであり、東吉野村で私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営する青木真兵さんにお聞きしました。 青木真兵(あおき・しんぺい) 1983年生まれ。人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」キュレーター。古代地中海市(フェニキア・カルタゴ)研究者。博士(文学)。社会福祉士。2016年より奈良県東吉野村在住。知的撤退の
2013年に招致が決まった東京五輪をめぐり、石川県の馳浩知事(62)がIOC(オリンピック委員会)の委員に対し、内閣官房報償費(機密費)で贈答品を渡したと発言した問題。馳氏は「私自身の事実誤認もある発言であり、全面的に撤回した」などと釈明していたが、しっかりと“証拠”が残っていた。 馳氏は17日に東京都内で講演した際、招致活動を振り返り、当時の安倍晋三首相から「必ず(招致を)勝ち取れ」「金はいくらでも出す」「官房機密費もある」と告げられたと発言。贈答品としてIOC委員の選手時代の写真などをまとめたアルバム(一冊20万円)を約100人分作成したという。 馳氏のブログ「はせ日記」(2013年4月1日)をみると、こう書いていた。 《9時過ぎ、党本部の5階、五輪招致本部長室入り》《鮫島秘書といっしょに、あれやこれやと、海外出張の準備》《IOC委員への直接的な働きかけは、IOC憲章により、できない》
アジアの玄関口・福岡で中国本場の料理をそのまま提供する「ガチ中華」が増えている。容赦のない辛さやメニューの豊富さ、中国語が飛び交う現地さながらの雰囲気が特徴だ。日本人の口に合うようアレンジされた「町中華」に比べてまだなじみは薄いが、知れば知るほど味わいが深まってくるはず。かつて中国に駐在し本場の味を知る西日本新聞の記者の2人が、ガチ中華を食べ歩き、美食と料理人たちの物語ヒストリーを紡ぎ出す。(向井大豪=元大連駐在、坂本信博=前中国総局長) 牛の胃袋ともも肉を香辛料であえた「夫妻肺片(フーチーフェイピエン)」 テーブルに並んだ色とりどりの料理から漂う多彩なスパイスの香り。それらが重層的に絡み合って食欲を刺激する。薄切りの白い肉片に見えるのは牛の血管、蜂の巣のような形をした塊は胃袋だ。どちらもコリコリとした食感が心地よく、ピリリとした辛みとともに香ばしい味わいが口の中に広がっていく。 「把任何
柏市は20日、市内の小学校1校で給食調理業務を委託していた「寿食品」(相模原市)が、年内で業務撤退する意向を表明したと発表した。同社は川崎市内の学校給食で提供する豚肉産地を偽装したとして神奈川県警の捜査を受けており、同社の担当者から柏市教委に「業務継続が困難になった」と連絡があった。市教委は新業者選定へ向け準備を進めている。 市教委によると、指名競争入札を経て、本年度から2025年度までの3年間を契約期間として同社に小学校での給食調理業務を委託。自校方式の小学校で正社員2人、パート職員6人が勤務していた。食材の提供はしていなかった。 13日に同社の給食調理業務担当者が市教委を訪れ、「警察の調べを受けており業務継続は困難」と告げた。市教委は「当該校の給食提供に影響が生じないよう速やかに業者選定を進める」としている。
青森県は21日、本年度のツキノワグマによる県内農作物被害が9月末時点で890万円となり、前年同期の約6倍に上っていることを明らかにした。このうちリンゴなどの果樹が735万円で8割以上を占めるという。県議会農林水産常任委員会で大澤敏彦委員(自民)の質問に答えた。 本年度は個体数の増加などを背景に全国でクマの出没が相次いでいる。県内の被害状況は各市町村の報告に基づく速報値で、9月末時点の被害面積は約4ヘクタールと前年同期と比べ3倍ほど。被害金額、面積ともに前年度の年間実績を既に2倍近く上回っている。 被害面積は中南地域が1.5ヘクタール、三八1.3ヘクタール、下北1ヘクタールなどとなっているが、被害金額はリンゴの被害が大きい中南が561万円で約6割を占めた。三八、下北は各102万円。被害額を品目別にみると、果樹の他は野菜が90万円、飼料作物が38万円など。 県食の安全・安心推進課によると、県は
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:自然豊かな村で歯ブラシを買い求める生活 御茶ノ水にある『萬龍』 今日は御茶ノ水にある『萬龍』というお店でチャーハンを食べることにした。ビジネスマンや学生さんで店内はにぎわっている。にぎわっているお店ということは間違いなくおいしいお店だ。 もやしそばも食べたいよね。 今回は月餅さん、編集部安藤さんが参加した。そして、指の先には、 入れない可能性があるのか。 今日は平日、火曜日の夜である。なのに満席で入れない可能性があるらしい。でも、少しでも可能性があるのなら、おれたちは1%でもその可能性にかける。 ただ、一応、他のお店も探した。「ダメだったらバーミヤン行って食べましょう」と言ったとき、「あー」と反応された。 (な
Disney +(写真/Getty Imagesより) 米ウォルト・ディズニーは、米動画配信サービスHuluの未保有株33%を米コムキャストから取得する計画を発表した。ディズニーはすでにHuluの株式67%を保有しており、これによってHuluは完全にディズニーの傘下となる。 「ディズニーの配信サービスであるディズニープラスと米Huluは、すでに一部のコンテンツを同時配信するなど、連携関係にあります。今後ディズニーがHuluの全株式を取得することになれば、Huluがディズニープラスに組み込まれる可能性もあるでしょう。そうなった場合に注目されるのは、2014年に日本テレビに売却された日本版Huluの展望です」(ネットメディア関係者) 日本においてもディズニープラスとHuluは関係性を深めている。2022年2月にはウォルト・ディズニー・ジャパンと日本テレビが協業体制を構築。日本テレビ制作ドラマ『
【標茶】町出身の女優高橋惠子さんが主演を務める映画「うさぎ、追いし(仮題)」の制作が企画されており、高橋さんが生まれ育った同町熊牛原野でラストシーンの撮影を行う予定だ。京都芸術大学の学生とプロが協働で制作し、全国での商業公開を目指すほか、映画をきっかけとした町との交流も構想している。 今回の映画は、京都芸術大学映画学科の学生とプロが協働で映画の企画、制作、配給などを行い、商業公開を目的としたプロジェクト「北白川派」の第9弾となる予定で、監督と脚本は、同学科教授の山本起也さんが担当する。撮影は山本さんの出身地の静岡県静岡市と標茶町で行う。 高橋さんは小学6年の時に標茶を離れ、1970年に芸能界入りした。夫で元映画学科長の高橋伴明さんも同プロジェクトに参加していた縁で、山本さんが監督を務めた第3弾「カミハテ商店」(2012年)で主演を務めた。現在は町ふるさと応援大使を務めているほか、ドラマ「コ
「motorola razr 40」。上部ディスプレイにカメラの映像を写し、下部で撮影などの操作が可能 ガラケー時代のような選択肢を――。モトローラ・モビリティ・ジャパンが22日に発売する、折りたたみ式スマートフォン「motorola razr 40」は、かつてのガラケー時代のような端末の多様性を提案することを目指した製品だ。売られている折りたたみ式は現状10万円を超える高級機の位置づけだが、この新型は、一定の条件を満たせばソフトバンクで10万円を切る価格で買える。若年層を中心に端末デザインの選択肢を提案することで、折りたたみ式の新たな使い方につなげたい考えだ。 ガラケー時代には棒状やスライド式、折りたたみ式などの多様な端末が存在した一方、現在はiPhoneに代表されるキャンディーバー形状が主流に。20日の発表会で松原丈太社長は「ガラケー時代には色々と端末があった。(razr 40で)わく
若者の新聞離れが伝えられて久しいが、実はここにきて新聞を購読する若い世代が増えているという。 「全体的には新聞の発行部数や購読者数は減る一方なのですが、若年層の割合が微増しているんです。ある新聞社が行ったアンケートによると“本当に必要なニュースだけ読みたい”というのが理由だとか」(全国紙記者) 例えば『読売新聞』全国版の読者年齢層の割合は、60代が最も多く21・9%、次いで50代の18・5%、40代の17・8%で、30代は9・2%(昨年の調査によるもの)。年齢層の高い世代に、より多く読まれている傾向にあるが、20代は13・5%と30代よりも多いのだ。 「『あやなん』って誰やねん」 ネットニュースで事足りるとばかりに、紙の新聞を読まない若者が多いといわれていたが、今は逆にネットニュースを見たくなくて新聞に回帰しているというのだ。 新聞の購読を始めたという20代に理由を聞いた。 「連日知らない
熊本・菊池恵楓園で人体実験 旧陸軍撮影の映像現存 薬剤「虹波」投与のハンセン病患者9人死亡 「回復例」のみ収録、正当性を強調か 熊本日日新聞 | 2023年11月21日 10:00 戦時中、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(熊本県合志市)の入所者に対し、旧陸軍が「虹波[こうは]」と名付けた薬剤が投与され、9人が死亡したことが明らかになった問題で、同園に虹波の人体投与実験を撮影した映像が現存していることが19日、分かった。戦前の映画フィルムに詳しい専門家らによると、太平洋戦争中に旧日本軍が撮影した軍事医学研究のフィルム発見は初めて。虹波の治療効果を陸軍上層部にアピールし、開発の正当性を裏付けるために作られた映像とみられる。 虹波は写真の感光剤を合成した薬剤。京都新聞と熊本日日新聞が開示請求した同園の文書資料によると、1942年12月以降、入所者370人以上に投与された。旧陸軍資料では、虹波の
火葬後の遺灰に残る銀歯などの貴金属を売って収入にする広島市の取り組みで、初めて試行した2022年度の売却額が約2000万円だったことが20日、分かった。市は収益化できると判断し、当面続ける方針。 【画像】遺灰から取り出した貴金属(参考) 市によると、22年4~12月に市営の火葬場4施設で、遺族による収骨後に残った骨や灰約27トンから歯の治療などに使われていた貴金属を取り出した。銀2800グラムや金1200グラムが含まれ、買い取り業者に1990万円で売った。選別作業をした別の業者への委託費約407万円を除く売却益が市の収入という。残った灰は墓地に埋葬した。 従来は火葬場の指定管理者が、業者に年20万円程度の費用を支払って遺灰を処理していた。他市で貴金属の抽出、収益化の取り組みが進む中、市が20年に市民3千人を対象にしたアンケートで、回答者の7割が賛意を示したため、試行を始めた。23年1月以降
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く