”はじめてのキャピタルウェイストランド”での、カニ味噌さんことミレルークとの遭遇は、俺がゲームの中で体験した久々の恐怖体験だったのだが、なんであれがそんなに怖かったのかは、白昼→遠くになんか人らしき影を発見→人恋しいのでついつい近寄ってみる→うわあぁぁぁ、何じゃこいつはぁぁぁ!→うわ、こっちに気づいた!→うわ、ちょっと、こっち来るんじゃねえ! そんなコンボが強烈だったからだと思う。 真っ昼間、遠くの方でふらふらしている人影を見かけて、何だろうと思って近寄ったら、それはテンパった目で包丁を振り回すシャブ中で、目があったらこっちに向かってきた! そんな突発事態的な生々しさ。現実社会に転がってる恐怖を感じさせるリアリティとでも言うのだろうか。 これがダンジョンみたいな下水道や穴蔵で、出会い頭に遭遇というケースであったら、脳があいつを単なるクリーチャー扱いと認識して、きっと怖くも何ともなかったこと