プロとして16年、ジュビロ磐田、ユトレヒト(オランダ)、名古屋グランパス、ロアッソ熊本、ジェフユナイテッド千葉でプレーした藤田俊哉の送別試合が、5月23日、国立競技場で行われた。 前半、藤田がプレーした『ジャパンブルー』には秋田豊、北澤豪、前園真聖、小倉隆史といったかつての名プレーヤーに加え、吉田麻也、小野伸二、安田理大、大津祐樹、三浦知良といった有名現役プレーヤーが名を連ねた。 後半から登場した吉田は自分の結婚式の終わりの方を抜け出して来たという。 「男には恩を返さないといけないときがあるんです! 僕がプロ1年目のとき、俊哉さんが『すぐ試合に出られるぞ』と言われて自信がつきました」(吉田) 後半になると藤田はサックスブルーのユニホームに身を包み、『ジュビロスターズ』の一員としてプレーした。中盤でのワンタッチのパスワーク、藤田の縦への走り込みに合わせる名波浩のキラーパス。後半のジュビロスタ