かつて1990年代に発売され2年で完売となった「樹木鉛筆」が、20数年の歳月を経て新たに「樹木鉛筆 BOSCO」として生産され発売されています。 ローズウッドやナラ、ケヤキ、マホガニー、チーク、ウォールナットなど、家具として使用される硬い木材を軸材とするこの樹木鉛筆は、現代の技術を用いてもなお加工が難しく、完売後も発売が望まれながらも長年叶わずにいました。 今回は日本の伝統技術を支える建具職人・松井美喜夫氏の技術により、2年の開発期間を経て10種類の木材を用いた樹木鉛筆が実現。トレイにもイタヤカエデが用いられ、全部で11種類もの色とりどりの木々が集まる文具として、装いも新たに再登場しました。 白や赤、茶系など、木材本来の色を生かした色とりどりの木材からなる鉛筆は、なめらかな木目のイタヤカエデのトレイに並べてあるだけで圧倒的に美しい存在感を放ちます。 鉛筆として使うことを躊躇してしまうほどの