F-15EX開発デジタル技術で進展、F-15J能力向上も ボーイング防衛・宇宙・保安・国際サービスのビンス・ログスドン営業担当バイスプレジデントらはこのほど、ボーイング防衛部門のインド・アジア太平洋地域での活動についてプレゼンテーションを行い、このなかで防衛省の情報提供要請(RFI)に答えるかたちでT-7高等練習機について情報提供したことを明らかにした。 ※写真=T-7A「レッドホーク」高等練習機(提供:ボーイング)
調達には国内企業によるライセンス国産追及 防衛省は12月9日、2023(令和5)年度予算で要求している陸上自衛隊の次期装輪装甲車について、その車種をフィンランドのパトリア(Patria)社製のAMVに決定したことを発表した。パトリアは防衛・航空宇宙、安全保障分野で100年以上の歴史と経験を有する老舗メーカーだ。 選定では、三菱重工業が試作した機動装甲車と競っていたが、基本性能と経費の面でAMVに軍配が上がった。23年度には29両を約232億円で要求している。 選定したAMVは海外企業で製造される装甲車。今後、国内防衛生産・技術基盤への裨益を考慮して、日本企業の受注によるライセンス国産を追求していくとした。 パトリアはおよそ一年前、パトリア・ジャパンを設立するなどして、同社の日本市場のパートナーであるNTKインターナショナルと共に、次期装輪装甲車の受注獲得に向けて協働してきた。 さらに、本紙
新事業掘り起こし、継続性ある「固締り」対策も 三菱重工業民間機セグメントの平野祐二副セグメント長(兼名古屋航空宇宙システム製作所長)が本紙の取材に応じて、「新しい事業の掘り起こしを図り、工場スペースの有効活用を進めていく」と話し、ボーイング機の新造機の構造製造から、事業の多角化を図る方針を明かした。 これはボーイング機の構造部位生産を中心とした構造Tier1事業の回復には引き続き時間を要するためで、具体的には、例えば今年度既に一部成果を上げることに成功した「MRO事業の取り組みを推進することができれば」と話すなど、既存のリソースを活かした新たな取り組みを模索する。 ※この記事の概要 ・すでに一部で新規事業案件も ・構造Tier1、23年以降に緩やかな回復 もはや一時凌ぎではない「固締り」に ・工場ラインの集約、設備売却などメス ・飛島の747生産終了、出荷も完了 Tier1事業で飛島活用は
DX活用で効率開発、デジタルモックアップは訓練・教育にも 三菱重工業が開発を進めている航空自衛隊次期戦闘機について、5年以内にデジタルモックアップの全体像が形になる。同社の防衛・宇宙セグメントの阿部直彦セグメント長が本紙の取材に応じて明らかにした。 阿部セグメント長は「5年以内にデジタルモックアップの全貌が見えてくる」ことに言及。これによりハードウェア、ソフトウェア開発の効率化、スピードアップが可能なほか、「開発した戦闘機が実際に運用に入った後、どこかを変更するような場合に際しても、仮想空間(サイバー空間)で様々な状況をシミュレーションし評価することができる。また異なる戦闘環境での戦い方を検討・確認する場合でも、戦闘環境のモデルを変えてシミュレーション評価したり訓練を行うことができるなど、メリットは非常に大きい」と話し、開発フェーズはもちろん、運用段階に入ってからも、デジタルモックアップを
LRASM搭載は白紙、スタンド・オフ能力JASSMへ集約 防衛省は8月5日、大綱・中期防で計画したF-15戦闘機の能力向上事業を見送っていた件で、米側や三菱重工業との交渉により、経費低減の目処が立ったとして、事業の継続を決定した。ただし、この機体改修で予定していたスタンド・オフ・ミサイル(巡航ミサイル)の搭載について、JASSM搭載は継続するものの、LRASM搭載を見送ることにした。これでLRASMは導入自体が白紙となるが、その代替として2021年度から開発に着手した対艦機能を有する12式SSM能力向上型の導入を進める。この決定で、航空自衛隊戦闘機のスタンド・オフ能力は、F-15能力向上型がJASSM搭載のみとなり、F-35AがJSMを搭載し、F-2が12式SSM能力向上型を搭載することで、3機種に振り分けられるかたちだ。
カリブ海などで末端価格1億1100万ドル以上の麻薬押収 米太平洋艦隊は4月12日(米サンディエゴ現地時間)、米海軍の沿岸域戦闘艦「フリーダム(LCS-1)」が最後の作戦展開を終えてサンディエゴ海軍基地に帰港したと発表した。なお、「フリーダム」はまだ就役から約12年しか経っていないが、米海軍は今年9月末に退役する予定としている。 今回の作戦展開は、・・・・・。 ※写真=米海軍の新艦種として2008年に就役したフリーダム級沿岸域戦闘艦の1番艦「フリーダム」が最後の作戦展開を完了した(提供:米太平洋艦隊)
6回目の試験飛行で、「ALTIUS-600」を発射 クラトスは4月5日(米サンディエゴ現地時間)、クラトスの無人航空機(UAV)XQ-58A「ヴァルキリー」が6回目の飛行試験および内部ウェポンベイからArea-Iの小型無人機システム(SUAS)「ALTIUS-600」の発射に初成功したと発表した。 これはクラトスと空軍研究所(AFRL)、Area-Iが共同で行ったもので、・・・・。 ※写真=クラトスのXQ-58A「ヴァルキリー」はウェポンベイからArea-IのSUAS「ALTIUS-600」の発射に初成功した。XQ-58Aが飛行間にウェポンベイを開くのも初という(提供:AFRL)
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