タグ

ブックマーク / www.anlyznews.com (42)

  • 配偶者に無断で子どもを連れ去って離婚することを支持する家族社会学者

    社会学者の千田有紀氏が、親子断絶防止法案を批判しているのだが、共同親権と面会交流に反対しつつ、離婚時に子供を連れ去った上で親権を主張することを支持するものとなっている*1。その理由は、家庭内暴力が理由で別居するときに被害者が子供を連れて行くことが困難になること、養育をしていない親と面会する事が子供に苦痛になることの二つのようだ。強く現状肯定しているのだが、現状を良く把握していない気がする。 1. 離婚時の人間関係は様々 まず、離婚時に子供を連れ去る行為だが、親権者に相応しい方がそうするかは分からない。千田有紀氏は、が夫に暴力をふるわれて、子供をつれて実家などに逃げるケースを特に注意を払っているようだが、家庭内暴力が理由による離婚でもが被害者とは限らない。「男女間における暴力に関する調査(平成26年度調査)」(図3-1-2)を見ると、女性の三分の一弱とは言え、男性の被害者もいる。また、「

    配偶者に無断で子どもを連れ去って離婚することを支持する家族社会学者
  • ニュースの社会科学的な裏側: ジェンダー論をやっている社会学者は“被害者”

    社会学者の千田有紀氏の何度目かの炎上騒動の最中なのだが、「市民的公共性」と言う単語を濫用して突っ込みを受ける*1ばかりではなく、自分は権威なのだから素人は学識を疑うなと言う姿勢の過去の発言が槍玉にあがっている*2。 今回の事例だけではなく、他分野から見て根拠をよくつけられていない主張を社会学者がすることは多く、社会学と言う学問への疑問が渦巻く自体になっている。しかし、千田有紀氏の議論に関しては、社会学と言うよりはジェンダー論に内在した問題に思える。 1. ネット界隈で露呈するジェンダー論界隈の主張の脆弱さ ネット界隈ではお気持ち表明と揶揄されているが、ジェンダー論者はその程度の論理しか構成できない。 小宮友根氏は相関と因果の見分けがついていなかった*3し、古谷有希子氏のときは彼女がまだ院生であることを加味しても、周囲の社会学者はあれだけ初歩的な間違い*4を指摘することなく、むしろ擁護してい

    ニュースの社会科学的な裏側: ジェンダー論をやっている社会学者は“被害者”
    sc_watcher
    sc_watcher 2018/10/09
    ジェンダー論、用語や概念とかは示唆的だと思う。しかし、やばい論法が散見されるので、変なバックボーン捨てて構築し直した方がいいと感じる。