いじめ自殺や学校事故で子供を亡くした親らでつくる「全国学校事故・事件を語る会」(兵庫県)は10日、神戸市教育委員会が数年前から、いじめの解消率を毎年100%と公表しているのは実態を反映していないとして、市に改善を求める文書を提出した。 同会は神戸市内の保護者からいじめの相談を継続的に受けているとし、市の調査には疑義があると指摘。市教委が解決したことにしている事案があったり、解決が困難な事案は認知件数に入れていなかったりした可能性があるとした。 同会のメンバーは「解消には不登校や転校、自殺も含まれているはず。うその数値を書くために子どもが犠牲になっている」と話した。 市は解消率が100%になっていることについて「年度をまたいで取り組みを続けた結果の数字だ」と説明した。
学校で起こるいじめをなくそうと、公益社団法人「子どもの発達科学研究所」(大阪市北区)が、いじめの起きやすい学校風土か否かを調査して科学的に分析し、対策に役立てる「学校安全調査」を開発し、注目を集めている。学校風土を決めるのは、集団の多数を占める傍観者。同研究所は「傍観者を正しい行動に導くことでいじめは予防できる」と訴えている。(加納裕子) ◆見ぬふりしない 「子供たちがいじめを見て見ぬふりしないよう働きかけを強めるきっかけになりました」。学校安全調査を平成27年度から導入した大阪府堺市の私立はつしば学園小学校の小山久子校長(64)はこう話す。 学校安全調査は「子どもの発達科学研究所」が開発し、25年から延べ約40校で実施。子供と保護者、教師への約150項目に上るアンケートを基に、いじめの実態▽背景要因▽学校風土-について分析する。さらに蓄積されたデータと比較し、専門研究員が学校の特性や改善
アメリカンフットボールの人気選手がいじめ撲滅のために始めた運動が話題になっています。 自らの体験を思い出し… アメリカ・テキサス州の高校のアメフト選手Chris Kuykendallさんは、子どものころひどいいじめに遭ったことがあるそうです。 彼はそれを親にも話さずにいました。 その後成長していじめはやみましたが、心に深い傷が残ったといいます。 5歳の少年をランチに招待 ある時、Kuykendallさんは、5歳のKeison君が学校で殴られたりけられたりというひどいいじめにあい、学校の前で吐いてしまったという話を聞き、力になりたいと思いました。 「自分がいじめられていた時の気持ちを思い出した。学校で必要とされていないなんて思ってほしくない」とKuykendallさん。 そこで、Keison君をランチに招待し、チームの選手のサインも渡しました。 スター選手との交流が功奏 地元のスター選手と交
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