ASDは、東京ビッグサイトで26、27日に開催された「高齢者生活支援サービス展2016」にて、介護施設向けの睡眠見守りセンサー「まもる~の」の展示を行った。 最大の特徴はベッドのマットレス下に高感度のエアバッグセンサーを設置し、寝返りなどの「体の動き」を検出して睡眠状態を判定できる点。入床・入眠・離床を一目で把握することができるので、介護や巡回をタイミング良く行うことができる。 また、エアバッグセンサーのほかにも、湿度、温度、照度、気圧の参考値を計測することができるモニター端末がセットになっているため、別売りの管理用のソフトウェア「まもる~のステーション」と連携させることで、睡眠状態の把握から、高齢者施設などの各部屋の状況を一括で見守ることが可能だ。 ちなみに「まもる~のステーション」では、入床・入眠・離床のデータはグラフで表示され、最大20人分のモニタリングが可能で、PCで1ヶ月分のデー
小学校で児童の暴力行為が急増していることを受けて、大阪府教育委員会は新年度から、発生件数が多い府内12校に校長経験がある元教員やスクールソーシャルワーカー(SSW)らを配置する方針を固めた。専門チームを作り、対応に追われる教職員らの支援にあたる。 府教委などによると、大阪府の小中高生の暴力行為は2014年度、千人当たり10・6件と全国最多。府内の公立小学校で起きた暴力行為は、11年度の871件から14年度は1905件と急増。全校の約5%にあたる50校で半数以上の1002件の暴力行為が起きているといい、特に発生件数が多い対象校の重点的な支援が必要と判断した。 計画によると、校長OBを週4日配置し、授業の補助や若手教員らの指導にあたる。教員志望の学生も週3日派遣し、児童の悩みの聞き取りなどをする。ほかに家庭や生活環境の課題解決に取り組むSSWを2週間に1回、スクールカウンセラー(SC)を週1回
子どもを性被害から守るための条例制定に向けて、阿部守一知事が大きくかじを切った。1日、「県民の幅広いコンセンサス(合意)」が得られたとして、条例を制定する考えを表明。骨子案は県議会2月定例会までに公表されるが、県議会ではなお賛否が割れている。 「すべての方がもろ手を挙げて100%賛成と言える状況ではないが、条例制定に肯定的な意見が大半だった」 1日午後、県庁で開かれた臨時の記者会見。阿部知事は、条例制定の方針を固めた理由をこう語った。 県では長年、学校や地域の大人… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
リサイクルショップベクトル春日部店インタビュー いらないモノを売ったとき、買取価格を寄付に回せる 業界初のリサイクル店が登場 2016年1月10日にオープンしたリサイクルショップベクトル春日部店(埼玉県春日部市粕壁5629-1)は、株式会社ベクトル(本社:岡山県岡山市)と、国際NGOの認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(東京都大田区)のコラボ店だ。 不要品の買取価格が寄付に 店舗に古着や靴、鞄を持ち込むと、買取査定された金額の中から任意の割合(※0%・10%・50%・100%から選ぶ)を途上国の子どもの教育や医療支援の活動に寄付できる。また、すべての店頭商品の売り上げの5%も同NPOへの寄付になる。 このように期間や対象商品を限定せず継続的に寄付を行うリサイクル店は、「業界初」という。ベクトルならびにグッドネーバーズ・ジャパンは、不要になった衣類が国際協力に役立つことで、他の資源と比
児童虐待の急増に伴い、児童養護施設で暮らす子供の約3割を、知的障害や発達障害などを持つ障害児が占め、15年間で約3倍に増えている。 障害児支援の仕組みが追いついていないことから、厚生労働省は、発達支援に詳しい保育士らを児童養護施設に派遣する方針を固めた。開会中の通常国会に児童福祉法の改正案を提出し、2018年度から新制度をスタートさせたい考えだ。 「なんれ、やめれよ」(なんで、やめてよ) 昨年11月末、東京都内の児童養護施設。施設前の広場で遊んでいた男児(6)は、一緒に暮らす友達と三輪車の取り合いになった際に、相手を手で押しのけた。発語がはっきりしない男児は言葉でのコミュニケーションが苦手で、発達障害の疑いがある。
今年の成人式。千葉県浦安市では市長が「出産適齢期は18歳から26歳」と若い年齢での出産を要望するような発言をしたことで話題になった。しかしいくら一般的な「出産適齢期」を言われたところで、自分やパートナーの気持ちや環境がそれに伴うかはわからない。「いつ産むか」だけではなく、「産むか産まないか」を迷うカップルもいるだろう。 選択肢が多い現代の葛藤をすくいあげたのがコミックエッセイ『産まなくてもいいですか?』(幻冬舎)だ。31歳の主人公・チホは結婚2年目。子どもを欲しくないわけではないが、積極的に欲しいとも思えない。「二人で今までうまくいっているこの生活をわざわざ変える必要がある?」と悩む……。 刊行のきっかけを、著者の小林裕美子さん、担当編集者の羽賀千恵さんに聞いた。 「産まなくてもいい?」は言いづらい ――書籍の企画が立ち上がった経緯を教えてください。 小林裕美子さん(以下、小林):2014
新たに不登校となる小中学生が増えている。比較できる文部科学省の調査を元に朝日新聞が分析すると、1993年度の約3万3千人に対し、2014年度は約6万5千人だった。全小中学生に占める割合は過去最高で、専門家は、従来の「不登校後」に加え、未然に防ぐ支援の必要性を訴えている。 文科省は50年前の1966年から、問題行動調査などで義務教育である小中学校に通っていない人数などを調べてきた。現在は心理的要因などで年間30日以上休んだ場合を不登校としている。93年度以降は、不登校の内訳として、「前年度から継続」の人数を公表。子どもの数が減る一方、新規不登校の人数は90年代後半から6万人前後で推移している。 小中学生に占める新規不登校の割合は増加傾向にある。14年度の場合、全小中学生は1012万736人。不登校は12万2902人で、「継続」の5万7095人を引くと、6万5807人が「新規」となる。1日18
精神障害者からの暴力に悩む家族を、どう支えていくべきか――。ポイントや注意点をまとめた冊子を、東京大大学院の蔭山正子助教(地域看護学)らが作った。社会から孤立し、追い詰められた家族が悲惨な事件を起こしてしまうケースが相次ぐ。タブー視されがちだった問題に目を向けてもらうことで、地域での支援につなげてもらうのが狙いだ。 冊子タイトルは「精神障がい者の家族が受ける暴力 私たち支援者が向き合うべきこと」。蔭山助教によると、精神障害者と家族への暴力の問題は研究があまりなく、支援者からも「どうサポートすべきかわからない」という声があったという。約5千冊を刷り、昨年12月から全国の保健所などに送り始めた。 暴力にさらされている家族は、そのトラウマでうつ状態になっているケースもある。医療機関などに相談に行っても混乱してうまく話せず、「困った家族」とレッテルを貼られてしまうことも。結果、ますます社会から孤立
精神障害者フットサルの初の国際大会「ソーシャルフットボール国際大会」が2月27日、堺市の「J−GREEN堺」で開催される。この競技が盛んなイタリア、ペルー、日本の3カ国がリーグ戦をする。チームプレーが求められるフットサルは、コミュニケーション能力向上や症状改善の効果が期待され、進学や就職につながることも。主催NPOの理事長を務める新阿武山病院(大阪府高槻市)の岡村武彦院長は「スポーツで自信がつき、社会で生きる希望につながる」と話す。 「ドンマイ、ドンマイ」「ナイスシュート」。1月23日に堺市内であった日本代表の強化合宿では機敏な動きでボールを蹴り、声を掛け合う姿が見られた。日本代表は21〜35歳の男女12人。昨年10月に名古屋市であった全国大会のプレーから選考した。
視聴覚障害者のために字幕や音声での情報提供を義務づける「障害者差別解消法」が4月に施行されるのを前に、会話や会議などの音声を瞬時に文字で「見える化」する、主に聴覚障害者向け音声認識アプリ「UDトーク」が進化している。 コンピューター・音楽ソフト開発会社「シャムロック・レコード」(東京都練馬区)が開発したこのアプリ。iOS用とアンドロイド用が無償公開され、自由にダウンロードできる。 iPhoneの画面下に表示される「タップして話す」ボタンをタップ。「では明日午後3時に銀座三越正面玄関のライオン像の前でお会いしましょう」と話すと、画面上でリアルタイムに文字変換される。wi−fi接続したスマホにも同時に表示され、全盲の私も手軽にろう者の友人と待ち合わせできる。このアプリには多言語同時翻訳機能もあり、日本語で話した後に15カ国語以上の中から指定した言語に翻訳もしてくれる。 この記事は有料記事です。
東京大学とソフトバンク株式会社などが連携し、ICT を活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」。その協力校の募集が2016年1月21日から開始されました。 協力校の応募資格は、日本国内の特別支援学校、小中学校・高等学校の特別支援学級およびインクルーシブ教育もしくは発達障がいの指導に取り組む学級、障害者職業訓練校、障害者能力開発校、特別支援教育の分野で臨床研究を行う大学および大学院。募集の締め切りは2016年2月29日午後5時まで。応募方法や詳細についてはhttp://maho-prj.org/に掲載されています。 「魔法のプロジェクト」では、今後もこれまで培ってきた知見やノウハウを活かし、携帯電話やタブレットなどの携帯情報端末を活用することで、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。 明治10年設立。日本で最も長い歴史を持ち、日本の知の最先
手話で交流できる常設の場をつくろうと、県聴覚障害者協会は2015年12月、地域活動支援センター「紀州の手」を中ぶらくり丁にオープンした。県内初の聴覚障害者専用デイサービスで、福田美枝子会長は「手話で楽しくおしゃべりができ、ストレス発散や生きがいになると喜ばれています。他地域にも広げたい」と意気込んでいる。 聴覚障害者にとって、気軽に手話で話せる場は少なく、特に高齢者は老人施設に通っても職員や利用者と会話できず、孤立することが多い。同協会は2012年から月2回、交流サロンを開く中、常設の場を求める声を受け紀州の手を開設した。 和歌山市に住む18歳以上の聴覚障害者と重複障害者対象で、20~80代の31人が利用。午前は手芸や体操など講師を招いた教室、昼食後は自由時間を設けている。利用者の馬場恵美子さん(62)は「ここなら思い切りおしゃべりでき、情報交換の場にもなります。高齢の人にもっと来てほしい
国土交通省は、2月4日からスマートフォンによる屋内でのナビを可能にする、「位置情報サービス」の実証実験を日本最大の地下空間のある東京駅周辺で実施すると発表した。 国交省では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を機に、訪日外国人や高齢者、障がいを持つ人など、誰でもが目的地へ円滑に移動できるためのバリアフリー・ユニバーサルデザインの推進に取り組んでいる。今回の実証実験は、ICTを活用した情報案内による「情報のバリアフリー」を具現化する取り組みとなる。 サービスでは、地下の各所に設置した「ビーコン」と呼ばれる無線機器と既設のWi-Fiなどからの信号、新たに整備した「屋内電子地図」によって提供されるナビサービスとなる。関係各者の協力を得て、各社バラバラに作成されていた地図を統合した上で、一定のルールの下、ビーコンを設置した。 実証実験では、歩行者が行きたい目的地まで最適な道順をスマ
弘前大大学院医学研究科と弘大付属子どものこころの発達研究センターのチームは、県内の1自治体で実施した5歳児の発達障害の疫学調査で、自閉症の子供の半数前後が注意欠如・多動症(ADHD)などを併存させていることを明らかにした。22日、弘前市での弘前医学会例会で発表した。 同チームは、域内の全5歳児の発達健診を実施している1自治体で2013〜14年度、健診に参加した1783人の子供を対象に問診と診察を行い、米国精神医学会の基準で診断… この記事は有料記事です。 残り325文字(全文541文字)
東京都は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方々を対象に配布されている「ヘルプマーク」の普及推進活動を行っています。 ■減災グッズ展にてヘルプマークを紹介 12月15日から2月28日まで、兵庫県神戸市の阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターで実施されている「減災グッズ展vol.4『パーソナリティ×減災 個々人にとって必要な備えを探求しよう!』」にて、ヘルプマークが展示・紹介されています。 詳しくはこちらをご覧ください。 http://hitobou.com/goods/151215/index.html ■都内の民間バス事業者18社でヘルプマークの取組実施 平成27年度から、新たに都内の民間バス事業者18社で、優先席でのステッカー標示や車内でのポスター掲示等のヘルプマークの取組を実施していただいています。今後とも、交通
こんにちは、ジモコロライターの根岸です。 皆さんにこんなことを言うのも何ですが、ぼくは苦しんでいます。 なぜならぼくは今、ライターとしてもっとも苦手な作業に向き合っているからです。 こいつです。 ここに入っている取材の音声データを起こす、いわゆるテープ起こしが本当に苦手なんです。 何度聞いても、気持ち悪くなる自分の声…… ライターにあるまじき、質問のキレの悪さ…… もしかして、場の空気に呑まれてない……? 持ち前のシャイさが遺憾なく発揮されてない……? ライター何年やってんだよ、お前は。 このあと、キーボードに頭を200回くらい打ち付けてPCを破壊したくなる衝動に駆られましたが、持ち前の自制心がそうさせませんでした。苦しみを内側に閉じ込めて、自家中毒を起こすタイプです。 それにしても、本当にテープ起こしが苦痛…… だからといって、顔の見えない業者には頼む気になれないし、知人・友人にお願いす
心と体の性が一致しない性同一性障害の人が、戸籍上の性別を変更できる「性同一性障害特例法」の改正に向けて、超党派の国会議員連盟が27日、議論を始めた。要件が厳しいために変更できず、就職差別など日常生活で支障をきたしている当事者などから、緩和を求める声が出ていた。 性的少数者に関する課題を考える議連が同日、立法検討ワーキングチームの発足を決めた。会長の馳浩・文部科学相は記者団に「(今国会中に)中間報告は出せるのではないか」と述べ、早期の取りまとめをめざす考えを示した。 司法統計によると、2004年の施行から14年までに同法に基づき性別を変更した人は5166人で、増加傾向にある。だが、日本精神神経学会の調査では性別への違和感を訴えて受診した人のうち、性別変更した人は2割にとどまる。 今回の焦点の一つが、未成年の子がいないことを求める「子なし要件」だ。 千葉県内のAさん(46)は心は女性。幼いころ
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難聴者の現状について話す「全難聴」の新谷友良理事長=東京都新宿区で、2016年1月21日、平林由梨撮影 難聴者は外見上の特徴がないため、その障害をなかなか気づいてもらえません。日常生活に支障があっても声を上げづらく悩むことも多いといいます。「全日本難聴者・中途失聴者団体連合会」(全難聴)の新谷友良理事長(67)に、難聴者が社会参加を続けるために当事者や周囲ができることを尋ねました。従来よりも障害への配慮を要求しやすくなる障害者差別解消法が4月に施行されることに期待を寄せます。
「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障がい者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川 敦弥)は、発達障がいのある子どもや発達が気になる子どもの子育てのための情報を網羅することができるポータルサイト「LITALICO発達ナビ」を1月26日(火)にオープンいたしました。 子育てに関する悩みを気軽に質問・相談できるQ&A機能や、親御さんが子育ての体験談を綴ったコラム記事などを提供します。 LITALICO発達ナビ: https://h-navi.jp/ ■「LITALICO発達ナビ」開始の経緯 当社では、発達に課題のある子どもでも安心して通える幼児教室・学習塾「Leaf」を首都圏と大阪府にて計58ヶ所で展開、約8,000名に利用いただいています。文部科学省の調査※では、公立学校の通常学級に
ボランティア団体と連携して道路の魅力を高めようと、国土交通省が、道路利用の許可手続きを簡素化する特例制度の創設を検討していることが31日、分かった。除草や植栽などの景観活動を行う団体が必要経費に充てるため、路上でオープンカフェのような収益活動もできる。地域に根づく民間パワーを活用し、道路管理と路上のにぎわいの相乗効果を実現するのが狙いだ。平成28年度中の新制度施行を目指している。 国交省によると、新制度は、道路で公益的な活動を行うボランティア団体などを「道路協力団体」(仮称)に指定、必要な道路占用許可の手続きを簡素化する。今後、道路法の一部が改正されれば、指定団体が国や自治体と協議・合意するだけで活動できる特例措置が28年度中にも設けられる見通しだ。
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