横浜市立大学は、トラウマ記憶を光操作によって消去する新しい技術の開発に成功した。記憶形成のメカニズム解明や、心の傷に起因した精神障害をコントロールする新規治療法開発の糸口になり得る研究成果だ。 横浜市立大学は2016年12月6日、トラウマ記憶を光操作によって消去する新しい技術の開発に成功したと発表した。同大学大学院医学研究科の高橋琢哉教授らの研究グループが、東京大学先端科学技術研究センターの浜窪隆雄教授、大阪大学産業科学研究所の永井健治教授と共同で行ったもので、成果は同日、米科学誌「Nature Biotechnology」にオンライン掲載された。 同研究グループは以前、ラットを用いた研究で、「恐怖記憶が形成される際に、グルタミン酸受容体の1つであるAMPA受容体が海馬のCA3領域からCA1領域にかけて形成されるシナプスに移行する。これが恐怖記憶形成に必要」ということを発見した。 今回の研
岩手県矢巾町で昨年7月、中学2年村松亮さん(当時13)がいじめを受けて自殺した問題で、町教育委員会が設置した第三者委員会は23日、村松さんが1年の時から継続して暴力やからかいなどのいじめを受けていたと認定する調査報告書を町教委に出した。自殺との関係について「いじめが続いたことが死にたいと思った一つの原因だが、どの程度の影響を与えたのか断定できない」とした。 第三者委は弁護士や精神科医など6人で構成。昨年9月から教職員や生徒、町教委関係者から聞き取るなどして調査してきた。 報告書は、村松さんが学級内で同級生から顔を殴られたり、頭を机に押しつけられたりするなど「心理的、物理的な攻撃を受けていた」と指摘し、村松さんが精神的な苦痛を感じていたとして「いじめに該当する」と認定した。 具体的な事例や件数は明示しな…
自分の@ユーザー名が含まれる会話の通知もミュートできる。ミュートしたい会話の中のツイートを1つ選んで右上のアイコンをタップして表示されるメニューで「この会話をミュート」をタップする。 なお、ミュートすると通知はされなくなるが、タイムラインや検索では表示される。 ミュート方法の詳細は、ヘルプセンター(日本語)を参照されたい。 報告メニューに人種や宗教に関する差別項目を追加 Twitterでは不適切なツイートを報告する機能がある。「不適切または攻撃的な内容を含んでいる」報告の際の、なぜ不適切かの理由の項目として、新たに「人種、宗教、性別、考え方などを誹謗中傷または差別している」が追加された。 サポートチームの再教育 報告はTwitterの専門サポートチームがチェックし、対策を検討する。このチームが従来より迅速に、適切に対処できるよう再訓練したとしている。さらに、対策用の社内のツールやシステムも
同じ柔道部に所属していた同級生から約1年半にわたって、いじめを受け、うつ状態や心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、福島県内の私立高校に通う元柔道部の男子生徒(3年)が同級生の男子生徒3人に対し、慰謝料などの損害賠償を求める訴えを福島地裁に起こしたことが分かった。 提訴は8月16日付。訴状などによると、生徒と同級生3人は2014年、柔道部の特待生として入学。しかし、生徒は入学間もない4月から、めがねを壊されるなど嫌がらせを受け始め、柔道部の練習後に顧問や上級生のいないところで平手打ちをされるなど、暴行を受けるようになった。 また、通信アプリ「LINE」を通じて「奴隷くん」と中傷され、指定のアプリをダウンロードするように指示されたり、「死ね」「ころすよ」などのメッセージを繰り返し送られたりしたという。 訴状では、いじめが学校内だけでなく、LINEなどSNS(ソーシャル・ネットワー
「子どもを性被害から守るための条例」が施行されたのを受けて県は27日、性暴力に遭った被害者のワンストップ支援を行う「県性暴力被害者支援センター『りんどうハートながの』」を開設する。同日午前8時半から、24時間対応のホットライン専用電話(電)026・235・7123を設け、専門知識や経験を持つ支援・相談員が心理面や医療的措置、法律的な対応、生活、福祉に至るまで被害者に寄り添ったケアを行う。 性暴力の被害者は行政や警察、医療機関などに繰り返して被害状況を話すことが求められ、心の傷をより深くする二次被害が懸念されている。そこで県は、県内4広域に配置する15人の現地支援員が被害者からの相談内容を把握したうえで、医療機関の受診や弁護士相談などの対応に同行し被害者に代わって状況を説明する仕組みを構築した。 内閣府が平成26年12月に実施した男女間の暴力における調査では、1811人の女性回答者の6・5%
石川県内の小学2年の男児が5月23日、「宿題をしなかった」として、金沢市額谷町の山道で母親に置き去りにされ、一時行方不明になっていたことがわかった。男児は約3時間後に数百メートル離れた場所で発見され、けがはなかった。金沢中署は心理的虐待にあたるとして、市の児童相談所に通告した。 署によると、23日午後6時15分ごろ、母親が男児を車に乗せて山に行き、置き去りにしたという。母親は数分後に戻ったが男児の姿はなく、110番通報を受けた署員と消防隊員が捜索にあたり、午後9時25分ごろ数百メートル離れた道路上に座り込んでいるところを発見した。 母親は「宿題をしなかったから、『施設に入れてやる』といって車で山まで連れてきた。泣きながら嫌がっていたが無理やり車から降ろした」と話しているという。(定塚遼)
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