2015年度に全国の国公私立の特別支援学校に勤務した教員のうち、知的障害や肢体不自由など障害に応じた指導方法を学んだ「特別支援学校教諭免許状」を持っていたのは74.3%だったことが5日、文部科学省の調査で分かった。保有状況は改善しているが、文科省は20年度におおむね100%にするとの目標を掲げており、国や自治体による免許取得促進の取り組みが欠かせない。15年5月時点で特別支援学校の教員は約6
拳や武器よりも、言葉で傷つけあう時代になった。表現や発言の情報価値はますます高まり、私たちは用いる言葉に気を配り、用いられた言葉によって人を判断しようとする。本記事では、「障がい者」表記を取り上げ、表現の問題について考えてみたい。表現の変更はなぜ行われるのか?表現の変更は人々の意識にどれほど影響力をもつのか?影響するとすればそれはなぜか?といった問いへの視点を提供できれば幸いである。 「障害者」から「障がい者」へ みなさんはどちらの表現をより目にするだろうか。10年前にはほとんど見なかった「障がい者」表記も、ここ数年で頻繁に用いられるようになっている。民主党政権時代(2009年)に設置された「障がい者制度改革推進本部」の影響も大きいのだろう。 「しょうがい」は、もともと「障碍(障礙)」という字が使用されていた。しかし、1949年の身体障害者福祉法の制定の際、「碍」や「礙」の字が当用漢字の制
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