県内各地で開かれている介護人材の就職相談会も参加者の姿はまばらだ=福島県南相馬市原町区で2017年2月26日、大塚卓也撮影 東京電力福島第1原発事故の避難指示が今月末から相次ぎ解除される福島県の浪江、富岡両町と飯舘村で、住民帰還の大きな障害になっているのが高齢者介護施設の不足だ。3町村は住民の需要に応じるため、周辺市町村の施設に受け入れを求めている。しかし、各施設とも介護士や看護師の確保に苦しみ、新たな入所者を迎えられる状態ではない。介護の「広域連携」も人手不足に阻まれているのが実情だ。 浪江町幾世橋の介護老人保健施設「貴布祢(きふね)」は、震災前は町内に2カ所あった入所型施設の一つだ。運営する医療法人伸裕会(新地町)の担当者は「今後も再開はしない方針を町に伝えた」と話す。
長時間労働や過労死が問題になるなか、都は労働法の内容についてアニメで学ぶ動画「新入社員 萌は自分を守れるか!?」の配信を始めた。 動画は▽労働法の存在について知らせる「労働法とは」編▽使用者側が労働条件を通知するルールがあることについて説明した「労働契約」編▽就業規則の不利益な変更の禁止などの内容を盛り込んだ「就業規則」編--の3本で、いずれも約4分間。主人公の新入社員・佐倉萌に採用通知が来て、…
若い時にがんを発症した「AYA(アヤ)世代」と呼ばれる患者への対策が課題になっている。がん患者全体に占める割合は小さいが、希少がんを含めがんの種類は多い。進学や就職、結婚、出産など人生の節目に直面し、ほかの世代とは違った悩みを抱えている。 治療・相談の充実、国が議論 東京都内に住む齊藤太樹さん(32)は9年前、足に点状の内出血があるのに気付いた。11歳で慢性骨髄性白血病にかかったが、骨髄移植を受け、症状は落ち着いていた。看護師になり1年ほどで仕事がひと通りできるようになったと思った矢先に、働いていた病院で検査を受け、今度は急性リンパ性白血病と判明した。 「5年生存率も知っていた。半分の確率で死ぬと覚悟した」。一方で、入院中に見舞いに来た看護師の友人の話に「自分がベッドで寝ている間も仕事しているんだ」と孤独さを感じた。 臍帯血(さいたいけつ)移植を受けて1年後に復職。「一からやり直しか」と再
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