名誉だけでなく、老後の保障も手にできます――。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は2日、日本代表としてワールドカップ(W杯)出場メンバーに名を連ねた選手を対象に年金制度をつくる考えを示した。 田嶋会長によると、年金を受け取れるのは、日本が初出場した1998年のW杯フランス大会のメンバー22人を含め、以降のW杯メンバーに選出された選手。98年大会の直前にメンバー落ちした三浦知良選手(現横浜FC)、北沢豪さんらは対象にならない。日本協会が得ている日本代表戦の放映権料の3~5%を原資として積み立て、選手たちが一定の年齢に達してから定額を支払えるようにする構想。早ければ2019年度の予算から組み込む。 日本のプロスポーツ界には年金制度が根付かない傾向がある。プロ野球や男子プロゴルフ、オートレースなどでかつて存在したが、財源不足などを理由に2006年から12年にかけて解散となった。 一方、大リーグや米プ
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