平昌冬季パラリンピック第8日(16日)バイアスロン男子視覚障害の高村は、現地に来た自分の子どもたちの声援を耳にしてレース前から感極まったという。滑りは力を発揮したが、射撃に波があり13位。「結果はついてこなかったけど、精いっぱいやった。ここまでやってきて本当に良かったなって思う」と泣きじゃくった。 視力が徐々に落ちる病気で、今は明暗しか分からない。体を触らせて滑りの姿勢を教えてきたガイドスキーヤーの藤田佑平は「とてもいい滑りだった」とほめた。17日の距離が今大会最後の種目になる予定。35歳の高村は「結果より一生懸命やることが大事。後ろの方かもしれないが、最後までしっかり走りたい」と力を込めた。(共同) 平昌特集へ
2020年東京五輪・パラリンピックの期間中に、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)の交流や情報発信の拠点となる施設を設置する計画を、都内のNPO法人が進めていることが16日、分かった。10年バンクーバー冬季大会以降、国際スポーツ大会では「プライドハウス」と呼ばれるこうした拠点が開催都市に設けられる事例が増えており、国内では初の試みとなる。 国際オリンピック委員会(IOC)は五輪憲章で性的指向による差別を禁じている。最近は企業によるLGBT支援や差別を禁じる法整備を目指す動きも出ており「多様性と調和」を基本コンセプトに掲げる東京大会で、社会の変化を促す取り組みとして注目される。
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