香川県土庄町渕崎の土庄中でこのほど、「小豆島掃除に学ぶ会」(諸石正宣代表、13人)のメンバーによるトイレ掃除の講習があり、生徒、教師ら33人が参加した。 生徒らはゴム手袋をつけていたため、同会のメンバーから、「素手で便器をつかんで磨いてください」と指導。その後、2班に分かれ体育館と校舎1階のトイレ掃除をした。 生徒らは最初は抵抗があり、磨きに力が入らない様子だったが、汚れが落ちていくにつれ、目つきが変わっていった。 日向光徳校長は「人から『しなさい』と言われても自分からきれいにしようという気持ちがなければ一生懸命にできない。指導を受けて、自分から進んできれいにしたいという心を持つきっかけになればありがたい」と話していた。 トイレ掃除に参加した穴吹誘隆君(13)は「最初はいやだったが、磨いていくと真っ白になっていくのを見て掃除をしてよかったと思った」と話していた。約2時間をかけて磨き上げたト