携帯電話やメールに匹敵するコミュニケーション革命といわれるネットサービス「ツイッター(Twitter)」。いまのところ日本の利用者は首都圏に集中しているが、地方でも商店街の活性化や観光情報のPRに活用しようという動きが広がりつつある。ツイッターは地方を変えることができるだろうか。 「ツイッター+ラジオ+電子看板」で街全体をPR ちょっとした「つぶやき」のような情報を誰でも簡単に発信できるツイッターは日に日に影響力を増しており、国内利用者は500万人を超えたともいわれる。しかしその分布は全国均一というわけではない。アスキー総研が2009年12月末に発表した利用実態調査によれば、利用者の29.5%は東京に集中している。神奈川・千葉・埼玉を合わせると50%を超える「首都圏偏在型」のサービスなのだ。 だが、携帯電話やメールがそうであったように、地方へ広がる兆しもみられる。福岡市の中心街・大名地区で