照明間引きや機器使用抑制 京都大(左京区)は21日、夏の電力不足に備え、6段階に分かれた節電プログラムを策定したと発表した。常時10%近い電力を削減するよう努め、必要な場合は15%を削減できるという。京都大付属病院など病院施設は実施対象外とした。 プログラムは、待機電力の削減やエアコンの設定温度を28度に保つといった「フェーズ0」から、災害時などで非常用発電機を設置し、バックアップ電源で対応する「フェーズ5」まで6段階に分類した。 7月から9月末まで実施する「フェーズ1」は、照明の点灯を3~5割ほど間引き、エレベーターの稼働台数を制約、コピー機などOA機器の使用台数を抑制するなどで、今夏の需要予測から算出した消費電力量の9・5%に当たる約3500キロ・ワットを削減する。ピーク時に対応を考える「フェーズ2」は、講義室や研究室のエアコンを停止し、冷蔵庫や電気ポットなどを原則、使用禁止にして、1