2012年が終わろうとしています。 山中伸弥京大教授のノーベル賞受賞は大きな話題となりました。私個人としても、神戸大学医学部の先輩ということもあり、刺激を受けました。 その山中教授が問題提起した労働契約法改正の問題は、研究者コミュニティに大きな波紋を呼びました。 大学・研究機関のための改正労働契約法Q&A http://scienceportal.jp/news/daily/1212/1212272.html 私も総合科学技術会議に呼ばれてお話させて頂きましたが、非正規雇用の研究者、テクニシャンなどの問題は、法改正以前からの課題であり、解決策を考えていかなければなりません。 ただ、財政が厳しい昨今、全員の完全雇用などは非現実的であるのが現状であり、その中で知恵を絞らなければなりません。タマは研究者コミュニティに投げられているわけで、これをどう打ち返すか(知恵を出すか)、当事者として考えなけ