ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)で、政府庁舎に侵入し、ロシア国旗を掲げる親ロシア派の人々(2014年4月6日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER KHUDOTEPLY 【4月7日 AFP】ロシア系住民が多数を占めるウクライナ東部の2都市で6日、親ロシア派の活動家らが、警察の規制を突破し、行政庁舎を占拠した。 ドネツク(Donetsk)では、市内の広場で2000人が参加し行われていた集会から、100人近くの活動家が離脱して行政庁舎を占拠、ロシア国旗を掲げた。 ハリコフ(Kharkiv)でも、数十人が警察の規制を突破して行政庁舎に侵入。窓からロシア国旗を突き出して掲げると、庁舎を囲んだ約2000人の群集からは歓声が上がり、「警察は市民の味方」とのシュプレヒコールが起きた。親ロシア派が庁舎に侵入した後、警官隊は群集の強制排除はせず、庁舎から50メートルほどの距離へと離れた。 またルガ