その一つは、人はただ生きているということか。そういうふうな表現ではなかったが。 これを読んで思い出した。 これ⇒黒崎夜話: 高い空 黒崎さんのエントリ構造がわからないので、あんこの部分は別の引用なのかもしれないが。 また、黒崎さんにはプロの意識があるようだが。 吉本に戻る。 私が吉本隆明の本を読み出したのは、院を出てからの1983年ごろだ。今思うとネットの黎明期でもあった。 以前にも書いたが私は恩師?のつてで反核署名集めのパシリをしていた。ダイインとかにはさすがに行かなかった。なんとも言えない違和感だけがあり、たった一人取り残され、放り出され、いろいろ考えたなかで、この本、「反核」異論、に出会った。 それから手に入る吉本の本はかたっぱしから読んだ。 ネットで知り合った年上の人から吉本の話もいろいろ聞いた。 戦後史の書かれない部分がうっすら見えてきた。 吉本はこの本の後書きで、本当に書きたい