車椅子マナーの話を聞いて思ったこと。健常者の想像です。 車椅子をはじめとした障害者の人って、健常者よりも一生で言うお礼の数が多いわけで、気遣いを辟易する気持ちもわかるんだ。 だって、本当なら人に声を掛けなくてもできたかもしれないことが、他人ありきでしか動けなくて感謝が義務になる。 機嫌悪くても、本当は人が嫌いでも、自分の力だけでは動けない。その上「ありがとう」と言わないと手を貸した他人はイラッとするでしょ? 他人からしたら「たまたま貸した人」だから、助けるのが当たり前のような態度されたら嫌だ。でも当事者は何十何百回と貸され慣れたうちの一つだから、完璧な対応が取れないときもある。 「助けてくれた人には一言お礼ぐらい言う」というのは正論だが、そもそもそれは「自力で完結させる」という選択をできる人の理屈な気もする。 自力でできるのに人の手を借りたということと、できないから借りるしかなかった、は似