2008年度に小学5,6年生を対象に外国語活動として小学校の英語教育は始まりました。2011年度に「小学5年生から必修」となり、今では、小学校での英語教育はすっかり浸透しています。 この流れはさらに低学年化されることになります。「小学3年生からの必修化」「小学5年生からの教科化」が2020年度に完全実施されます。移行期間を考えると、学校によっては2018年度から段階的に実施されるはずです。このような英語教育の早期化は、日本の英語教育に、または、日本人の英語力にどのような影響をもたらすのでしょうか。 「必修化」「教科化」とは? 「必修化」「教科化」と聞いてもなじみの薄い言葉かもしれません。「必修」とは文字通り必ず小学校で教えられなければならないということです。しかし、「教科」ではないので、国語や社会などのように教科書がありません。よって学習内容・テキスト等は学校(教員)独自に決められます。例
印刷業界大手の凸版印刷(金子眞吾社長)が、東京都労働委員会(都労委)から、組合の求める団体交渉に応じろと命じられた。命令書(7月4日付)によると、凸版印刷はさらに、新聞紙2ページの大きさの白紙に、楷書で「今後、このような行為を繰り返さないように留意します」と墨書して社内に張り出すことも命じられた。 凸版印刷といえば、印刷業界2大トップの一角。グループ連結で売上高1兆4千億円、従業員5万人を擁する大企業だ。どうしてこのような命令を受けることになったのか。 命令書によると、経緯はこのようなものだった。凸版印刷の男性社員は、上司からのパワハラと不当な配置転換命令を受けたと訴え、企業別労組の凸版労組に相談したが「取り合ってもらえなかった」。そのため2016年3月、個人で加盟できる労働組合の「日本労働評議会」(労評)に加入した。 労評は2016年3月と4月に団体交渉を求めたが、凸版印刷は応じなかった
ケンコー・トキナーは7月27日、最大20本もの単3または単4充電池を自動で充電する充電器「ENEROID(エネロイド)EN20B」を発表。8月3日に発売する。 上部から充電池を流し込むように投入すれば、内部のユニットが回転しながら充電、充電後は下部の引き出しに溜まるようになっている。電池のプラス・マイナスは自動で判別して充電するため、電池投入時は向きを揃えて入れる必要もない。 充電部は4本ずつ充電し、急速充電や電池リフレッシュ機能も搭載。充電は4本あたり約75~100分(2400~2500mAhの場合)なので、大量の電池でも一晩あれば充電可能。対応電池はニッケル水素またはニッカド電池、単4形電池は付属する単3形アダプター(4個)に装着してから投入する。 本体サイズはおよそ幅92×奥行き120×高さ212mm、重量約622g。付属ACアダプターで動作する。価格はオープンプライス。
元CM制作プロデューサー、現在は乳がんの骨転移による下半身麻痺で在宅療養中の久野美穂さん(37)は、がん闘病中の人や家族が集う場で出会ったのを機に、私が取材を続けてきた女性だ。歌舞伎俳優の市川海老蔵さんの妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんと同じ30代で、「ステージ4」(がんの進行度による分類で、もっとも進んだ段階)の乳がんを抱えながら子育てしていたところも一緒。麻央さんが生前綴っていたブログを読んでいた彼女は、「子どもの前では母親でいなければと麻央さんが奮起する姿は、自分と重ねて見ていました」。 一方で、「庶民とは違う麻央さんの闘病生活がスタンダードと思われたら……」と違和感も感じたという。2年前に離婚してひとり親になった美穂さんは、病魔と闘いながらも子を養うために働き続けてきた。だが、昨年には会社から解雇され、間もなく失業保険の受給期間も切れる。そんな彼女が遭遇した、「年齢の壁」や障害
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