一年のうちで最も大きく見える満月。このような満月のことを「スーパームーン」と呼ぶことがあります。 月の公転軌道が楕円であるため、軌道上のどこで満月になるかによって、見える月の大きさが変わります。月と地球の距離は約36万kmから40万kmの間で変化しています。接近するタイミングと満月になるタイミングが近いと、月が大きく見えるのです。 2022年は、7月13日の18時6分頃に月が地球に約35.7万kmまで最接近し、14日3時38分頃に満月となります。そのため、13日の宵から14日明け方にかけての満月がスーパームーンとなります。今年最小の満月だった1月18日未明から明け方の月と比べると、見かけの直径が約12%変化しています。
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