ドイツのベルリン本拠のフードデリバリー企業「デリバリーヒーロー」は、日本などのアジア圏では「フードパンダ」のブランド名でサービスを展開中だ。同社のCEOのニクラス・エストベリ(Niklas Östberg)は先日、ギグエコノミーで働く人々の地位をめぐる議論には、ライダー(配達員)たちの視点が欠けていると指摘した。 ギグエコノミー・ワーカーの雇用形態に関しては、欧州を中心にさまざまな市場で議論が活発化している。スペインや英国では、デリバリー企業に福利厚生や伝統的な雇用形態の提供を命じる裁判所の判決が出され、事業モデルの持続可能性に疑問が投げかけられている。 「現在の議論には、ライダーたちの視点からのアプローチが欠けている。ライダーたちに自由な選択肢を与えることが必要だ」と、エストベリは述べた。 エストベリによると、ノルウェーではライダーが企業と雇用や福利厚生に関する契約を交渉したり、フリーラ
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