興味深いのが、idontknow.tokyo自体はSNSのアカウントを持っておらず、ソーシャルでの拡散は決して積極的には行っていないこと。その代わりに、自分たち自身しか知り得ない、制作秘話を丁寧に作ったという。 こうしたデータから導かれるインサイトとして、idontknow.tokyoのメンバーの方々に意見を伺ったところ、以下のようなコメントを得た。 世の中にはさまざまな趣味嗜好のコミュニティーが点在しているが、自分たちが届くコミュニティーの範囲には限界がある。 一方で、自分たちと関わりのないコミュニティーの人たちに商品の意図するメッセージが届いたときのインパクトは大きい。今回のケースでは、マンガなどのイラストを描くプロのイラストレーターの人たちが作るコミュニティーにうまくプロダクトがささったことで一気に拡散した。 拡散のきっかけになったツイートも商品購入するためのページではなく制作秘話を