激動の出版業界2016年を振り返る! 鷹野凌が毎週更新している「出版業界関連の気になるニュースまとめ」記事1年分52本+αが1冊の本になりました。 作品概要|サンプル|感想|書誌情報|訂正箇所 出版業界気になるニュースまとめ2016 本書は、筆者がブログ「見て歩く者」で毎週月曜日に更新している「出版業界関連の気になるニュースまとめ」記事の2016年更新分52本+αを、ジャンル別にまとめ直し加筆修正したものです。筆者が気になった“広義の”出版業界関連ニュースをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります。電子出版関連が多めです。 縦書き向けの体裁変更や言い回しの微調整などを除き、基本的に記事を書いた当時のまま収録してあります。そのため、企業名や人物の肩書などが本書発行時点とは異なっている場合があります。また、記載してあるURLも公開当時のままであり、現時点ではウェブ上から姿を消している可
日本でも始まった「Kindle Unlimited」を、雑誌読み放題という観点で「dマガジン」と比較してみました。うーん、これは。 [追記:8月9日に「楽天マガジン」が登場したので、新たに3サービスの比較表を作りました] 誌名順でソートしてあります。Kindle Unlimitedが約250誌、dマガジンが約160誌。どちらにも配信されているのは50誌(色づけしておきました)で、あまり重複していないというのがポイントになるでしょう。 ※スマートフォンの方は、画面を横にしてください [ソース:Kindle Unlimited雑誌ジャンル・dマガジン参加雑誌一覧] 目視で拾い、シリーズ化されていないムックは外してあります。単純に数で比べるとKindle Unlimitedのほうが多いのですが、dマガジンにあってKindle Unlimitedにない雑誌に大手の週刊誌系が目立つあたりが気になりま
電書バトキャンペーン!!2016年2月 楽天kobo スペシャルプライスセール!!! – お知らせ|漫画onWeb 漫画家・佐藤秀峰さんの運営する電子取次サービス「電書バト」が仕掛けた電子コミック11円キャンペーンで、売上総額が3億円を突破したという発表がありました。これがどういうカラクリだったのかを、公開されている情報から想像してみます。 最初にお断りしておきますが、あくまで公開情報からの「想像」です。佐藤秀峰さんに取材したわけではないので、間違っているかもしれません。ただ、恐らくそんなズレた想像ではないという確信もあります。 事実:公式のキャンペーンは楽天Koboだけで行われた 佐藤秀峰さんの「マンガonウェブ」で、2月3日にセールのお知らせ記事が公開されました。それが「電書バトキャンペーン!!2016年2月 楽天kobo スペシャルプライスセール!!!」です。記事アーカイブには、他の
本の未来基金は5月30日、シナジーカフェGMOにて「Code for 青空文庫」アイデアソン #1 を開催しました。現地から可能な限りライブ更新します。 ニコニコ生放送はこちら。 以下、常体で書かせていただきます。 青空文庫の現状について まず青空文庫の大久保ゆう氏から、青空文庫の現状について説明があった。 青空文庫はインターネット上の電子図書館。主にパブリック・ドメイン(著作権期限切れ)作品の配信をボランティアが入力・校正・配信している。以下の4つを基本思想としている。 Universal Texts 「日本語が使える人であれば誰でも利用可能なテキスト(※ユニバーサルデザイン)」 年配の方やお子様、目の見えない方でも読める、ということを大切にしている。日本語マークアップとして「青空文庫注記」を入れてある(マシンリーダブル)。 Open Air Shelves 呼びかけ人の故・富田倫生氏が
いよいよ日本にもKindleが、そしてKoboがやってきます。期待する声、歓迎する声はネットで多く見られるので、あえて悲観的な見方をしている本を読んでみました。この本の著者である山田順さんは、出版社(光文社)で長年編集をやっていた方です。 出版大崩壊 (文春新書) posted with amazlet at 12.07.01 山田 順 文藝春秋 売り上げランキング: 21251 Amazon.co.jp で詳細を見る まあ正直、出版社やレコード会社など、「中抜き」をされる立場からすると、デジタル化の未来に対し悲観的になるのも無理はないな、とは思います。ボクはものごとをなるべく多角的に捉えたいと思っているので、そういう立場から見た意見というのも重要だと思うのです。 著者の結論は「はじめに」に記されています。 私は2010年5月、それまで34年間勤めた出版社を退社し、とりあえず新しいメディア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く