シリア首都ダマスカス近郊の東グータ地区で、反体制派組織「ジャイシュ・アル・イスラム」の訓練に参加する戦闘員(2015年1月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/ABD DOUMANY 【11月2日 AFP】在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は1日、シリアの主要反体制派組織が首都ダマスカス(Damascus)近郊にある反体制派最大の拠点で、拘束した兵士や市民らをおりに入れ、政府軍の空爆を防ぐ「人間の盾」としていると明らかにした。 同監視団がAFPに明らかにしたところによると、首都近郊で活動する中では最も強大な反体制派組織とされる「ジャイシュ・アル・イスラム(Jaish al-Islam)」が、拘束した政府軍の兵士やアラウィ(Alawite)派の市民らを鉄のおりに閉じ込めた。 同監視団のラミ・アブドル・ラフマ