メキシコの首都メキシコ市の通りを歩く肥満の女性(2013年5月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/RONALDO SCHEMIDT 【記者:Rozina Sabur】 太っているのは恥だと批判して肥満者をダイエットさせようとしても逆効果で、むしろ心臓発作などのリスクを高めることになると警告する米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)の研究チームの論文が医学誌「Obesity(肥満)」に掲載された。 論文によれば、太った人の体形を嘲笑する「ファット・シェイミング」は肥満者たちに減量意欲を喚起させる効果があるとの考えは幻想で、つらい思いにさらされた太った人たちはかえってやけ食いに走り、心疾患や代謝障害のリスクが高まるという。 ■批判は減量に逆効果 研究チームはまず、減量治療薬の臨床試験に参加登録していた肥満者の成人のうち159人を対象に、うつ病と「体重によ
![「太っているのは恥」と責めると肥満者の健康悪化、米大研究(The Telegraph) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d38fb3e8b4c91b8c7991e14ef5481f842f67e9ee/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Famd%2F20170205-00010000-clc_teleg-000-1-view.jpg)