連続テレビ小説「マッサン」は、最終回まで残すところあと僅かとなりました。 ドラマの舞台となった北海道・余市町には大勢の観光客が訪れ、「マッサンブーム」に沸いています。 放送終了後もこの盛り上がりを維持できるのか。 そこには、観光の呼び物である“ウイスキー”ならではの意外な課題が浮かび上がっています。 (札幌局川口朋晃記者) 政孝&リタグルメもブームに沸く町 「マッサン」の放送で盛り上がる北海道・余市町。 ドラマのモデルとなった竹鶴政孝と妻リタ夫妻が暮らしたこの町には、全国から大勢の観光客が訪れるようになりました。 特に竹鶴政孝が創業したウイスキー工場は人気です。 町内の飲食店では、町特産のりんごを生かして、アップルワインのソース入りハンバーグや、ウイスキーで煮こんだ魚料理など工夫を凝らしたメニューを提供する「政孝&リタグルメ」も登場。 商店街のシャッターには竹鶴夫妻の絵も描かれ、観光客をも