日本料理を彩る「つまもの」に使う葉っぱの出荷量全国一を誇る徳島県上勝町は、生産量の拡大と、「葉っぱビジネス」の担い手の育成に力を入れるため、需要が高い葉っぱの木を計画的に栽培する専用の山を整備していくことになりました。 このため町は、町内の山の一部に「つまもの」として需要が高いモミジや桜などの樹木を植え、計画的に生産量を増やすとともに、就業体験できる場としても整備していくことになりました。この山は「葉っぱビジネス」のブランド名にちなんで「彩山」と名付けられ、町は今年度中にも場所を選定する方針です。 上勝町の花本靖町長は「上勝町は、大きな柱となっている葉っぱビジネスの後継者育成や観光面の強化が必要だ。まずはことし、地権者をはじめ住民の方に理解を深めてもらい、この事業を推進したい」と話しています。