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先日、劇場アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(通称『ここさけ』)を観てきました。以下の文章にはネタバレがあります。 非常に大まかなあらすじは、しゃべれなくなる「呪い」をかけられた主人公が、いかにしてそこから解放されるか、という話です。 さて、その「呪い」をかけたのは他ならぬ彼女の父親と母親なんだけど、その両者は彼女の内面では「玉子の王子」という空想の存在へと置き換えられている。 まあそういうことにしたくなる気持ちもわかる。特に父親。自分の不倫がばれて家から追い出される自業自得を、現場を目撃した娘のせいにして別れ際になじるなんて、人の親としてどころか社会的生物として不適格な存在である*1。 そして、自分の父親がそんな人の皮をかぶった発情期の野良犬だったなんて認めるのは、幼かった主人公にはシビアすぎたのだろう。だから一家離散の原因は親でなく自分であるとして、それを罰する存在を創造せざるを得
TVアニメシリーズ第二期・劇場版アニメも発表になったところで、ずっと書いていなかった1月から放映していたアニメ「艦隊これくしょん」の感想をようやく書いてみました。 Blog記事にしていないだけでTwitterではそれなりに長文を書いていたので、それら断片をまとめています。 そして艦これアニメについての感想を書くことはい、結果的に動画を一方的にインプットするだけのアニメ作品と、プレイヤーが能動的に行動した結果としてのプレイ体験が返ってくるゲームとのメディアの違いについてに繋がるのでそちらについても触れてみました。 アニメの「空虚」さ 事前の期待値が極限まで下がってアサルトガールズ級になってた×観ながらキメた焼酎ロック1杯日本酒2杯のアルコールで判断力と感受性が極度に低下していたので「えっ普通に話なってるじゃん」みたいな感想が 2015-01-12 21:44:05 via TweetDeck
「寄生獣 完結編」終盤の問題について ※この文章は「寄生獣 完結編」終盤の重大なネタバレを含みます。もしまだご覧になっていない方がこれを読んでいる場合は、この先を読む前に映画本編をご覧になることを強くお勧めします(上映終了後ならせめて原作だけでも)。 お時間を割いていただきどうもありがとうございます。この文章は、私が「寄生獣 完結編」を拝見して、「これは何としてでも製作スタッフにお伝えしなくてはいけない」と思い、文章にしたためたものです。お見苦しい点もあるかもしれませんが、何卒ご容赦下さい。 はじめに 私は原作「寄生獣」にリアルタイムで接してファンになり、待ちに待った映像化の実現を心から喜んだ者の1人です。決して大作をしたり顔で評する評論家崩れや、原作との細かい差違をあげつらう原作至上主義者のようなことをする気はありません。実際、本作も今回問題にしている一点さえなかったら、映画向けに改変さ
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